COTのあれこれ
初版 2019/03/11 00:29
ちょうどGEN4からCOTへ移行したモデルをミュージアムへ掲載したので書いてみようと思います
COTはCar Of Tomorrowの略称であり、要するにコストを抑えつつ安全性全振りした新型を使って行こうぜって事ですね
マシンそのものの耐久性が上がっており、廃車クラスの事故さえ起こさなければ同じ車両が別のレースでも使える様になり、新車を用意するコストが大幅に抑えられるという話です
主な変更点はこちら
・フロントスポイラー及びリアウイングの装着
・車高は2インチ高く、車幅は4インチ長く拡大
・燃料タンクの容量が22ガロンから17.75ガロンへ
・運転席を4インチ内側へ移動
・マシン両側へクランプルゾーンを組み込み
2008年のCOT
世間一般的にはこのCOT、特にウイングを装着した2007年~2010年序盤のモデルは不評なんですけど、個人的にはずんぐりむっくりしたスタイルというかプロポーションは好きですね。
正確に言えばウイングが廃止され、スポイラーも変更になった2011年モデルが好きなんですがね。
2011年のCOT
2012年のCOT
(個人的に2012年のカムリは完成度がケタ違いだと思います。最麗のストックカーです)
そもそも市販車をそのまま使ってたのなんて80年代までの話で、その後はそれっぽい形だったり屋根だけは市販車と同じ物を使っていたりした訳で
90年代になると元の市販車は見る影もないというのがストックカーのスタイルでした
なのでこのCOTも正しくストックカーであると思うのです
現在使用されているGEN6も2021年にはGEN7への移行が発表されました
シボレー陣営はカマロ、フォード陣営はマスタングでカップシリーズへ参戦していますが、トヨタは変わらずカムリを使用しています
GEN6はセダン基準の規定ですのでカマロとマスタングというポニーカーにはスタイリングに無理があり、これを変えたいと要望を出しているようです
トヨタ陣営も2019年シーズンのXfinityシリーズへ新型スープラを導入したので、タイミング的に見ても2021年にはセダンからクーペ基準へとなった車両が見られると思います
どのようなマシンで2021年から戦っていくのかわかりませんが、少なくともカーズ3で登場した次世代レーサーの様なスタイルのマシンはGEN8くらいまでは出てこないのではないでしょうか
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