歴代サッカー日本代表のユニフォームから眺める、デザインの歴史と思い出。
初版 2018/01/20 16:13
改訂 2022/12/20 13:53
こんにちは、ミューゼオの藤川です。
2018年も数週間が過ぎ、あっという間に1月が終わりそう。時が経つのは早いですね。
2018年と言えば、サッカーW杯イヤーです。
今回の開催地はロシア!もちろん、僕たちの日本代表も出場します。
対戦相手の分析などもしたいのですが、ここはミューゼオらしく、過去の日本代表ユニフォームを紹介して、デザインの変化などを比較したいと思います。
まず最初に、サッカー日本代表のユニフォームですが、基本は2年に1回デザインが変更されます。(W杯モデル、オリンピックモデル)
現在のサプライヤーは「adidas」。一般的には公表されていませんが、日本サッカー協会との契約金は8年で250億円とも噂されています。
なので、現在は adidas以外のメーカーは、日本代表ユニフォームを作れませんが、その昔は、PumaやAsicsなども日本代表ユニフォームを作っていました。
今回は、過去のW杯で着用したモデルを中心に紹介しますね。
1994年アメリカWカップを目指して戦ったオフトジャパン。あのドーハの悲劇で着用
https://muuseo.com/masa37/items/204
1993年に開催されたアメリカWカップ予選では、Pumaがサプライヤーでした。
ドーハの悲劇は、サッカー好きな人にとって一生忘れられない出来事かもしれません。なので、このユニフォームを覚えている人も多いと思います。
現在は、日本代表が毎回のようにW杯に出場しますが、この強くなった日本代表は、ドーハの悲劇から始まったと言っても過言ではない気がします。
初めて出場したフランスW杯。やっぱり世界は強かった。。
https://muuseo.com/pomerasky/items/134
1998年にフランスで開催されたW杯。
サプライヤーは、asics社です。特徴はなんと言っても両袖にある、「炎」のデザイン。ファンの間では、炎モデルと言われることもあります。
2017年には、「FIFAワールドカップ初出場決定20周年メモリアルユニフォーム」として限定で復刻モデルも発売になり、話題になりました。
ユニフォーム自体にも、透かしで炎のデザインが入っています。
世界のスタープレイヤーが日本に集まった2002年。日本中が一喜一憂した懐かしい日々
https://muuseo.com/osamu..niwa/items/280
2002年は日韓ワールド杯。
この大会のW杯より、Adidas社がサプライヤーとなります。過去の2大会に比べてシンプルなデザイン。実は、この2002年のW杯は、Nikeも含めてシンプルなデザインが多いのです。
ユニフォームの素材も湿気が多い日本に合わせて、快適にプレーできるように吸収性などが優れています。
ジーコジャパンの悪夢と現実。
https://muuseo.com/osamu..niwa/items/282
2006年ドイツW杯のユニフォーム。流線をダイナミックに配置し、躍動感あるデザインに仕上がっています。また、濃い青と淡い青を使い、過去には珍しい配色になっています。
この2006年で戦った日本代表は、小野、稲本、高原などの黄金世代が海外で活躍しており、中田英寿、中村俊輔などと共に、「過去最強の日本代表」という謳い文句だったのですが、結果は1分2敗のグループ最下位。
最終戦の後の、中田英寿がピッチに寝転がり、ユニフォームで顔を覆いながら涙していたシーンが印象的でした。
予想を上回る、まさかの快進撃。本田のFKに、世界が驚く
https://muuseo.com/take15/items/106
2010年は、南アフリカW杯。サプライヤーは引き続きAdidas社。大胆に赤色を使い始めました。余談ですが、このW杯終了後の新しいデザインでは、さらに赤色を下まで伸ばし、「結束の一本線」として大胆なアイデアを披露しました。
2010年は、大会前の壮行試合などで結果が出ずに、正直あまり期待をされていませんでした。そこで、岡田監督はぶっつけ本番で本田圭佑の1トップという、賭けに出ました。それが良い方向にハマり、決勝トーナメントに進出。中でも、予選デンマーク戦で本田が決めたFKは、記憶に残っています。
ブラジルで散った、華麗なザックジャパン。
https://muuseo.com/masa37/items/250
2014年は、ブラジルW杯。Adidasは、シンプルなデザインに戻し、ブラジルの蒸し暑さを想定したユニフォームを提供。しかし、結果は予選敗退。個人的にも、香川、本田、岡崎と中央をコンビネーションで崩すサッカーは、見応えがあり好きな日本代表でした。
ひょっとしたらベスト8まで行けるかも!?と期待していただけに残念でした。
以上が、1994年からの日本代表のW杯モデルのユニフォームでした。
今年のロシアW杯は、どんな戦いになるのか、今からワクワクしてきますね。
頑張れ、日本!!
https://muuseo.com/chibaggio/items/163
#日本代表 #デザイン比較 #ロシアW杯 #頑張れ日本
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