獣虫「ムーア・ミーア」色違いバージョンの制作が決定いたしました!
初版 2020/07/03 11:21
こんにちは。ミューゼオ・ファクトリー企画部のAやまです。
今回は嬉しいお話があります。好評につき、獣虫「ムーア・ミーア」の色違いバージョンの発売が決定いたしました!写真のカラーは新たに発売するものの一部です。(試作なので細かい点は変更になる可能性があります)発売になりましたらまたご紹介いたします!
発売決定を記念し、獣虫「ムーア・ミーア」の生態が観測された時の様子を初めて公開いたします。描き下ろしのイラストと一緒にお楽しみください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ラーオ族の言い伝えによると、1500年以上前の紀元500年頃、アルタイ山脈の南東エリアに毎年6月から8月頃には、金色のフサフサした毛を生やした巨大なカブトムシの様なムーアミーアという生き物が現れ、何人もの村人が喰われたとされる。1965年、昆虫学者のガレスピー博士は、ラーオ族の伝説の確認をすべく、ラオスの村に入った。部落の長をはじめ、多くの村人にこの伝説についての聞き込みを続けたが、特に有益な情報は得られなかった。
ジャングルに入って約10日間が過ぎた頃だろうか?その日はとても蒸し暑い日だった。いつものようにジャングルで捜索活動をしていたところ、今まで見たこともない金色に光り輝く直径1メートル位の球状の物体を見つけた。近づいてみると、微かに動いていて、どうやら生き物のようだ。ガレスピーは本能的に何らかの生物に違いないと確信はしたが、頭も手足も無い。どうにも不思議な形態だ。ともあれ、すかさず彼はシャッターを切った!と、その瞬間、その金色の毛が一気に逆立って、3メートルにまで巨大化し、グルグルと螺旋状に回り始めた!
「うわぁ〜!」
驚いたガレスピーは、慌てて後ろに尻もちをついてしまった。するとその金髪の毛がガレスピーの右足にまとわりついてきた。
恐怖で怯えたガレスピーは手元のナイフでその毛を切り、立ち上がって逃げようとしたが、その生物は長い毛の中から、グイーンと黒々と光った2本のツノを出し、さらにそこから顔も現れた!
ツノの長さは1メートルもあろうか?しかも目は真っ赤に充血しているようにも見える。口は大きく裂け、牙の様なものが4本ほど見える。ギロっと睨まれたガレスピーは、その瞬間気を失って、その場に倒れてしまった。
その重量級の生き物は、長い前足でガレスピーの身体を抱き上げ、咆哮した。
「キュルキュルキュルキュル〜」
そして、そのまま喰いついたっ!!
しかしその後、この生物が存在するという話は一切聞くこともなく、本当にそんなことがあったのかどうかも、わからぬままだ。
ただ確かな事は、ガレスピーは当日行方不明になったまま二度と帰ることはなかったということだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://factory.muuseo.com/products/mf0021
#新発売
Muuseo Factory
MUUSEO FACTORYは、"ずっと愛せるモノ"を生み出すプロジェクトです。
私たちは、モノを所有する価値にもう一度真正面から取り組もうと考えます。モノへの好奇心や長い愛着が、人生の新たな扉を開くと考えるからです。
MUUSEO FACTORYが作るモノは、所有してからが始まり。 〜モノと一緒に喜ぶ。モノと一緒に新たな世界を旅する。モノを通じて人とつながり、深まる。〜
モノを長く使い続けることの楽しさまでお届けしたいと考えています。
ずっと愛し、ずっと楽しめる。それを面白いと思ってくれるあなただけのために、MUUSEO FACTORYはモノを作り続けます。
78人がフォロー中
-
Visits
17,643
-
Items
15
-
Lab Logs
16
-
Likes
545
Since January 2020