COBOLで画像を作る
初版 2019/08/26 02:22
改訂 2019/08/26 08:24
2015年に、「COBOL+ImageMagik」でカバーアート用の画像を作ってみた時の日記です。
COBOLで画像を作るなんてできるのかと思ってしまいますが、ppm形式(テキストベース)の画像データをプログラムで生成すれば可能です。
480x480 px の真っ赤なタイル画像をCOBOLで作ってみましょう。
program-id. img001.
data division.
working-storage section.
01 i pic 9(4).
01 j pic 9(4).
procedure division.
display "P3"
display "480 480"
display "255"
perform varying i from 1 by 1 until i > 480
perform varying j from 1 by 1 until j > 480
display "255 0 0"
end-perform
end-perform
stop run.
コンパイルして実行してみます。
できた画像を表示してみましょう。
こんな感じで画像を作成できるので、あとはプログラムでもっと複雑な画像も作ることができます。
青のグラデーション画像を作ってみます。
表示してみると、こんな画像ができています。
この画像をconvertコマンドの-swirで加工してみます。
convert -swirl 100000 tile.jpg img1.jpg
convert -swirl 100000 tile.jpg img1.jpg
どうでしょうか。COBOでも画像を生成することができます。
アルバム「Image Magic」のカバーアートは、こんな感じでCOBOLで作ってみました。音楽のほうもCOBOLで作ったのですが、また別の日記に書いてみます。
#プログラミング #COBOL
mugen
様々なプログラミング言語を使って、音楽を自動作曲しています。
使用している言語
・awk
・COBOL
・JavaScript
・R
・サクラ
・ドリトル
・なでしこ
https://yamazawa.bandcamp.com/
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