MTGサイン界隈のニュースです(2019.11.30)
初版 2019/11/30 11:12
改訂 2019/12/03 10:17
このたび、依頼代行(D)仲介人分の対応アーティストに、Stanton Fengが加入したようです。
◆MTGアーティストサイン依頼代行
https://muuseo.com/mtgsign/diaries/25
Stanton Fengといえば、令和のFires「創案の火」や、令和の苦花「戦慄衆の侵略」でも有名なアーティストさんです。
何にせよ、こういう素敵なカードを手掛けられたアーティストさんにサインをいただく選択肢ができることは大歓迎です。
個人的には「無情な前進」のイラストが大好きです。
全体の冷たい色の質感も良いですが、敢えて進行方向の先の余白を広く取ってるのが良いですね。
少しずつ確実に迫りくる恐ろしさを感じるこの余白こそ、このイラストのキーポイントであるような気がします。
あと、逆光なのもこの絵の面白さです。
昔学校の恩師に教えてもらったのが、「面接官は窓際(窓側)に座る」というものでした。
単純に上座なのもありますが、逆光では面接官が影になるので、何を考えているのか、どういう雰囲気の人物なのかが分かりにくくなります。併せて、眼鏡を掛けている面接官は逆光で眼鏡が光り、目元を隠すこともできるそうです。
そう、逆光にするだけで、一種の権威付けをすることができるそうなのです。
この絵の人物(?)も逆光になっていて人物が分かりにくくなっている代わりに、武器や鎧の形状がシルエットでくっきり見えるのが、彼らの恐ろしさを増幅させています。
自然に視線が誘導されてしまう遠近法の消失点付近に真ん中の人物の顔が配置されているのも素晴らしい演出です。きっと彼らのボスなんでしょう。
コモンながらつい見入ってしまう絵で、個人的には大好きな1枚です。
...好きな絵を見ると、こんなふうに語ってしまうのはコレクターの悲しい性ですねぇ。
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今回のモノ日記は上のニュースをお知らせしたい記事だったので、ここからは蛇足です。
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MTG界隈では、Secret Lairシリーズが話題になっています。
全1セットずつが199.99ドル、個別セットは29.99~39.99ドルで購入できます。しかし、それぞれ1日(24h)限定販売なので、もし買うならそのタイミングで忘れずに買う必要があります。
どうやら1人10セットまで買えるみたいです。興味のある方はいかがでしょうか。
◆Secret Lair
https://secretlair.wizards.com/us/
個人的に気になったのはAlaynaさんの冠雪土地ですかねぇ。
https://secretlair.wizards.com/us/product/594774/eldraine-wonderland
ただ、土地は今回Johnに大量依頼しますし、スルーかなーと。
ちなみに、今回苦花も出るんですよ。
https://secretlair.wizards.com/us/product/594773/bitterblossom-dreams
1日限定とはいえ、nonfoilとはいえ、公式が29.99ドルで拡張プロモ苦花売るって...カードの流通を支えるカード店を崩壊させるやり方じゃねぇか!と代理人Mark氏が激怒してました。
ただまぁ...お好きな方は買ってもいいんじゃないかと。
限定であることには違いないですし、こういうのは総じてこの機会に入手するのが最も安く、おそらく後年には結構なお値段になることもありますので、投資目的に買うのも選択肢です。
私は今回は見送りです。
単純に「好みの絵じゃないから」という理由です。
ほかに欲しいものが特にないなら買ってたかもしれませんが...優先度の問題で、ほかにサインドにしたいカードが山のようにありますし、そのために入手したいカードも山のようにあるものですから。
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アーティストプルーフの話題。
ご存じではない方のために解説します。
アーティストプルーフとは、そのイラストを手掛けたアーティストに30~50枚だけ配布される、裏面が真っ白なカードです。
(それを誰かが手放さない限り)アーティストから購入しなければ入手できないという、とても希少で価値のあるカードです。
アーティストによっては、背面に素敵なスケッチを入れてくれます。
アーティストプルーフは、アーティストさんによってはサイトで販売していらっしゃいます。
有名どころではTerese Nielsen(スケッチ不可)やRebecca Guay(特定カードのみ)、Amy Weber(スケッチ済みのものがeBayで本人出品)、Anson Maddocks(本人のサイト)、Alayna Danner(本人のサイト)、Aaron Miller(本人のサイト)などなど。
ほかにも、メールなどでコンタクトを取って依頼するケースもあります。
プルーフといえば、ミューゼオではプルーフコレクターとして有名なhide-proofさんがいらっしゃいます。
ほんと、たびたびお世話になっていますが、とりあえずプルーフのことなら彼に聞いておけばなんとかなるので、何かとありがたい存在です。
で、ここからがニュースです。
先ほど紹介したRandy Vargas氏なんですが、twitterでもうすぐエルドレインプルーフの注文を受け付けるって書いてたんですよね。
https://twitter.com/VargasNi/status/1196737577480536065
彼のカラースケッチも素晴らしいクオリティなので、いつかまた依頼したいものです。
今は諸事情で受付停止していらっしゃるようですが、再開した際には興味のある方と一緒に合同依頼してみますかねぇ。
Alaynaさんのユニコーンプルーフも欲しいしなぁ...欲しいものがたくさんあります。
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今回は「Stanton Fengさんからサインもらえそうだよ!」とお伝えしたかっただけなのですが、なんだかんだで長くなってしまいました。
こんな駄文に付き合ってくださった方々、ありがとうございます!
#MTG
#コレクション
#サイン依頼代行
こんにちは
2019/12/02令和の苦花をfoilで買っててよかったです
ぜひ送りましょう
4人がいいね!と言っています。
mtgsign
2019/12/03創案の火と戦慄衆の侵略はサインドになるのすごく嬉しいです。
いつの締切かは未定ですが、早ければ1月末~2月締切分あたりに来るかもしれません。楽しみです!
3人がいいね!と言っています。