原作漫画版「遊☆戯☆王」の解説
初版 2024/03/06 12:54
改訂 2024/09/26 10:07
高橋和希先生の代表作品である
「遊☆戯☆王」は、週間少年ジャンプ
1996年42号〜2004年15号で掲載された
人気漫画となっている。
高校生の主人公、「武藤遊戯」が祖父の
発見した「千年パズル」を組み上げた事で
古代のファラオの魂をその身に宿し、
悪人達を「闇のゲーム」で裁くという
勧善懲悪物のいわゆる「必殺」系漫画
であった。(少年誌という事もあり、大怪我を負わせる辺りで止めてはいるが、
中には精神崩壊や魂を封印されるといったより残虐な物も有る。)
上記はあくまで初期の作風であり、
途中からは作中に登場したカードゲーム
「マジックアンドウィザーズ」が
物語の根幹を成すカードバトル漫画と
なっており、そちらのカードゲームが
今日の「遊戯王オフィシャルカード
ゲーム」の元ネタとなっている訳である。
当初の悪人と繰り広げられる「闇の
ゲーム」路線では、漫画連載中の人気が
伸び悩んだ事も合わさり、別の路線へ
舵を切る事になる。
過去回の中でも「龍札」という中国風の
創作カードバトルを取扱った回は読者からの反響が大きかった事もあり、カード
バトルメインの作品になっていったという経緯である。
カードバトル漫画となった後は不動の
人気を獲得し、「遊戯王オフィシャル
カードゲーム」の商品化へと繋がる
事となった。
「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の
前に「バンダイ版」と呼ばれる前身の
カードが存在しており、1999年登場の
OCG「Vol.1」より前から遊戯王カードを
遊んでいた人達からしたら、
「バンダイ版」の方が「遊戯王カード」の
イメージが当時は強かったのでは?
2024年でとうとう遊戯王OCG25周年
となり、2022年に作者の高橋和希先生
が海難事故で亡くなられるという
アクシデントを乗り越え、現在も
世界中で愛される有名カードゲームの
地位を確立している。
「原作漫画」及び「遊戯王オフィシャル
カードゲーム」について触れさせて頂いたところで、次回からはいよいよOCGの
カードについて解説させて頂きたい。
次回「遊戯王OCG カードの説明」。
デュエルスタンバイ!
kerberos-MG34
遊戯王のカードやグッズを収集しております。
「遊戯王OCGといえばあのミュージアム」
と思って頂けたら嬉しいです😄
気が乗った際に逐次アップ 及び 更新中です。
アニメ・漫画等のサブカルも好きです。
全体的に品揃えはディープな物が多く、
X(旧Twitter)でよく上がっている様な
世間一般でウケる品はあまり無いですが、
良ければ観て行って下さい。
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