能登沖地震で被災した壺　金継ぎしてもらいました！感謝

2024年正月　能登沖地震で被災しました。

今までに感じたことの無い大きな揺れで、生死を覚悟した瞬間でした。

近隣は液状化で地盤がマンホールが飛び出てしまいました。

自宅も損壊し、家宝の明治時代の九谷焼の壺が割れてしまいました。

被災後、復旧に向け自宅や職場での苦難の日々が続きました。悲しみに打ちひしがれているところ、被災して割れた陶器を無償で修繕してくれるとニュースをみました。

藁をもすがる思いで、家宝の九谷焼を東京六次元のナカムラクニオ先生に託しました。

ナカムラクニオ先生はTV番組「なんでも鑑定団」制作スタッフを経て、芸術家へ転身された方です。

このことが2024年6月1日にの毎日新聞全国紙とTBSニュースに紹介されました。

https://youtu.be/sn6TlQ97tts?si=xGrV-lHo-WSwrOda&t=47

地震の傷を「金継ぎ」でつなぐ　“火災で焼けた”珠洲焼を修復し伝える「記憶」 能登半島地震からまもなく半年【news23】｜TBS NEWS DIG - YouTube

美術家・中村邦夫さん（52）は、能登半島地震で壊れた被災者の器を伝統技法「金継ぎ」で修復するボランティアを行っている。中村さんは器を直すことは「その人の思い出や記憶を直すこと」だと話す。復興への苦悩と決意。「金継ぎ」された器には被災者それぞれの物語がつまっている。輪島市の朝市通り周辺の大規模火災で店を失った田中宏...

https://www.youtube.com/watch?si=xGrV-lHo-WSwrOda&t=47&v=sn6TlQ97tts&feature=youtu.be

被災から半年したころ、ナカムラクニオ様より連絡があり、お盆に金継ぎした壺が当家に戻りました。

本もあわせて送っていただき大変有難い気持ちになりました。この壺を震災復興のシンボルとして子孫に残していくことにしました。

頂いた本も、多くの皆様にご活用いただきたいと思い、石川県立図書館へ寄贈させていただきました！

壺の損傷具合から当時の、揺れの大きさが伝わってきます。

たまたま割れたところのヒビの形が、富士山のように見えて驚きました。

明治時代の九谷焼で清水清閑（しみずせいかん）作の壺ですが、「金富士」と銘をつけて、同じく被災した金沢市東山の全性寺にて、住職に箱書きをしてもらうことにしました。

合わせて、震災復興祈願をしてもらう予定です。イベントは下記にて

当方は皆様のご支援で、5月ごろから自宅の修繕がはじまり、9月には約8割ほど修繕が終わった状況です。

被災してまだまだ苦境にある方も多くおられます。一緒にお参りしませんか？

復興祈願イベント詳細

日時　2024年10月5日（土）

場所　石川県金沢市東山2-18-10　全性寺ぜんしょうじ

16時から　住職による九谷焼の箱書き書道ライブパフォーマンス

16時15分から、震災復興祈願（短めのお経）

※ご来場の方は徒歩にてお願いいたします。

日蓮宗のお寺ですが、復興祈願は宗派を問わずどなたでも無料にて参加可能です。

※本イベントは宗教活動ではありません。復興イベントです。

案内チラシなど印刷物はありません。SNSのみの案内のみです。

このイベントとは別ですが、当日は18時から金沢万灯行列があります。こちらもどなたでも参加可能です。

https://youtu.be/JGg6_lKCFGY?si=vvmosVesrJS7yzQ0

金沢万灯行列（卯辰山日蓮聖人銅像お会式）2017年 - YouTube

2017年9月30日（土）石川県金沢市でかつて行われていたお会式における万灯練り供養、絶えて久しいものを銅像建立100年を記念して復活。

https://www.youtube.com/watch?si=vvmosVesrJS7yzQ0&v=JGg6_lKCFGY&feature=youtu.be