中森明菜 スーパー・ベスト
初版 2025/01/31 10:08
改訂 2025/02/01 11:29
大学生の頃、四畳半の下宿で見ていた深夜番組後の天気予報だった。14インチのブラウン管テレビに映っていたのは、なぜかゴリラの着ぐるみを着た男が運転するオープンカーに乗り、デビュー曲「スローモーション」を歌う中森明菜の姿だった。
そのPVを見た瞬間に、凄い新人が出てきたと直感した…
チンクの6スピーカーから♪「スローモーション」が流れて、ドライブへ Let's Go!
乙女系バラード(来生姉弟作)と 本人が最初は歌うのを嫌がった ツッパリ系を交互に発表した 初期の曲は、まだあどけなく 可愛らしい歌声が初々しい! ただ、聴けば聴くほど 圧倒的で底知れぬポテンシャル を感じさせる。 ⑥禁区(作曲:細野晴臣) ⑧サザン・ウインド(作曲:玉置浩二) ⑨十戒(作曲:高中正義)… このあたりから、低音を効かせた 落ち着いた歌い方に変わる。 ⑩飾りじゃないのよ涙は… 井上陽水が自ら明菜にプレゼン したという話はあまりにも有名。 後にセルフカバーされた。 ⑪ミ・アモーレ(作曲:松岡直也) ⑫DESIRE(作詞:阿木耀子)… セルフプロデュースによる パフォーマンスが際立っていく。 ここからは飛び飛びの選曲になる。 ⑮難破船(作詞・作曲:加藤登紀子)… イントロから涙ぐんで曲に入り込む ライブ映像が、たまらん! ねっとりと語りかけるような レコード音源は、もはや演歌!! そうそうたるミュージシャンたち が競い合うように楽曲を提供して、 アイドルの殻を打ち破っていった 過程が1枚で堪能できるアルバム となっている。
“GOKIGEN” driving with AKINA super best. ↓最初の1音(こ)でやられる❗
どの曲も聴いている時は、 詞の表現する場面がまざまざと 目に写るようで、ビブラート ごとに鳥肌が立つし、耳の痛い 言葉が突き刺さったりもする。 聴いてから時間が経っても それぞれの曲のフレーズが 鮮烈な記憶として頭の中で 次々にリピートされる。 そうして、また聴きたくなる。
《明菜の活動再開を知るにつけ 曲で振り返ると、何度翼が折れ てもその度に不死鳥の如く甦る 歌姫の生きざまには自分自身も 励まされ、勇気をもらった。》
Author

k.karita500
イタリア車、特に1970~1990年代のアルファ・ロメオが好きです。フィアットのハッチバック・モデルも好きで、それらを乗り継いできました。現在は、そんな車たちをミニカーとプラモデルのコレクションで楽しんでいます。国産車では、いすゞのファンです。
103人がフォロー中
-
Visits
48,756
-
Items
166
-
Lab Logs
101
-
Likes
4,715
Since July 2023
k.karita500
2025/02/01羽田空港に行くと、案内板を見上げて「こっちが北ウイングかぁ…」と勝手に聖地化してました🤭(本当は成田)。ファンあるある?
4人がいいね!と言っています。
8823hayabusa
2025/02/01 - 編集済み高校生の時に中森って先輩とアーケード街を歩いていて、レコード店の前で先輩が「この娘、俺と同じ名前だけど、可愛いよな♪絶対売れるよ!」と。 その通り、その後売れに売れました。
今や『歌姫』が溢れて軽くなりましたが、歌唱力・スタイル・美貌・カリスマ性・言動の注目性全てを兼ね備えた中森明菜は正真正銘の歌姫と言えましょう。
今も車内で聴いていますが、【禁区】【十戒】が特に好きですネ♪
2人がいいね!と言っています。
k.karita500
2025/02/01 - 編集済みありがとうございます!!
さすが、中森パイセンですね!
まさに仰る通りだと思います。
誰だったか、“歌を地で生きる最後の歌手”だと言っていましたが、それが真の歌姫と言われる所以かもしれません。
一方で、'80年代のアイドルはグラビアからコント、CMやドラマまで何でもやらされ、楽しそうにコントをする明菜は微笑ましく思いました😊
私も「禁区」「十戒」、大好きです❗
「禁区」の♪唇で塞がれた胸が呟く、にはゾクゾクしますし、「十戒」はいきなり♪愚図ね、と言われてノックダウンです😆
4人がいいね!と言っています。