三毒史 / 椎名林檎

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椎名林檎の6枚目、三毒史。
アナログ盤の新品を購入。

彼女の場合、「無罪モラトリアム」という歴史的名盤でデビューを飾ったことで、たった1枚でいきなりトップミュージシャンになってしまった。
ただ無罪は林檎の天才と亀田誠治の秀才が奇跡的に出会った作品。この完成度のアルバムがそうそう作れる訳もなく、2枚目「勝訴ストリップ」以降、迷いの時代に入っていく。
その後、バンド(東京事変)や大和言葉の徹底、音楽理論の押し出しなど、独自の進化をとげている中、このアルバムでは男性ボーカルとのコラボ縛りという新たな挑戦を試みている。

でもまあ難しいことは抜きにして、C面の3曲は恐ろしい完成度。(TOKYO、長く短い祭、至上の人生)
特にTOKYO!ギターレスのサウンドのカッコ良さたるや!間奏のピアノの美しさ!

まあなんだかんだ言って、結局椎名林檎が大好きなのです。

学生時代、夢中で聴きまくってたエレカシ宮本浩次(今でも聴いてるけど)とコラボするなんて、当時は想像もできなかったなー。

#アナログレコード

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