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オリンパス ペン EED Plympus Pen EED (最終機)
オリンパスペンEED (1967年発売)ハーフサイズのフィルムカメラ、オリンパスペンの最終機(多分)です。
オリンパス ペンEED(OLYMPUS PEN EED)は、名前の通り、ペンEEとペンDを合体したような機種です。32mm F1.7の明るいレンズが、ペンDシリーズゆずり、一番の売りでしょう
(ただしペンD3の同一スペックのレンズとは別物で、新設計されています。)
外装デザインは、シリーズのオリンパス ペンとは異なる直線基調のもので、1963年登場のペンFに似ています。
シャッター羽根が絞りも兼用する独自のオリンパスプログラムシャッターが搭載された、大口径レンズ付プログラムEEシャッター機、露出不足時にはファインダーに赤いベロが現れます。
露出計の受光素子がCdSなのもペンD系同様、かなり正確に露出決定が出来ます。
電池が無いとシャッターが切れないカメラなので、G-13 代替え電池を作りました。
1969年に発売された、オリンパスペンの価格は 6,000円、大卒の初任給半分と言われていましたが
1967年に発売された、オリンパスペン EEDは、価格が16,500円ですから、この時代の大卒の初任給と同じになってしまいました。