100系JR西日本編成整備

初版 2024/12/11 14:02

我が家の100系JR西日本編成にインレタ貼付等を施して整備いたしました。

左がKATO 100系「グランドひかり」改造のK58編成、右がTOMIX 100系G編成最新製品。

こちらが100系G編成のJR西日本譲渡編成の一つG7編成。

G編成は元々JR東海に所属していましたが、G1-G7編成の7本は1996年から1997年の間にJR西日本へ譲渡されました。

譲渡された編成はJRマークのカラーがオレンジからブルーに変更され、号車番号のフォントはJR型にされず国鉄型のままで晩年まで使用されていました。

模型では、JRマークを市販のインレタでブルータイプに変更し、号車番号は元々国鉄フォントなのでそのままとしています。

今回使用したJRマークのインレタは、世田谷総合車両センターさんの「221系帯インレタ」に収録されている超小型のJRマーク(1枚当たり6個)です。

サイズは車両に印刷された元のJRマークと殆ど同じであり、元のJRマークを除光液で拭き取ってから貼り替えました。

高価なインレタなのに目当ては端っこのJRマークだけという割に合わない使い方ですが、こんな小さいサイズのJRマークインレタって他にないんですよね…(単体で出して欲しい…)。

JR西日本譲渡編成のもう一つの特徴が、他のJR東海所属編成では前面窓の編成表記が上部に貼り替えられたのに対し最後まで下部に貼られていた点です。

つまり、譲渡編成と残存編成を晩年期で比べると、JRマーク、号車番号、前面編成表記の3箇所に違いがあったことになります。

G7編成は新旧両製品のインレタには含まれていないので切り接ぎが必須となりますが、面倒なので前面窓のみ施行してあります。

譲渡編成特有という訳ではありませんが、晩年期のX,G編成のパンタカバーはグレーなので製品の白色タイプのものをグレーに塗装してあります。

画像の4,10,14号車は実車ではパンタが撤去されている車両で、製品ではこれ用にパンタ取り付け穴を塞ぐ蓋パーツが付属していますが、何というか"スゴくザツ"な作りをしているので筆者は使用せず、9.0mm×4.7mmに切り出したマスキングテープを銀色に塗装したものを貼り付けて"マイクロのX1編成晩年期風"にしております(ガイシ穴は円形マスキングシールを使用)。

その他、10号車116形の妻面引き込みガイシの取り付け高さが他のパンタ車と比べて高いので、他と高さが揃うよう加工しています。

これらは所有するX編成にも同様に施工してあります。

こちらはKATO 100系「グランドひかり」をベースに作製したK58編成で、こちらもブルーのJRマークを貼り付けました。

TOMIX 200系K編成原色製品のインレタを切り接ぎ使用してK58編成の表記を充実させています(車番は省略)。

元の塗装を全剥離からの全塗装により仕上げた車両なので印刷表記類が一切なく、今回JRマークの他に同じく世田谷総合車両センターさんの「号車表示インレタ」(黒地)も購入して貼り付けております。

こちらは3号車の表記で、禁煙マークと車椅子対応マークをTOMIX 700系E編成製品に付属のインレタより流用しています。

これらインレタ貼付によりTOMIXの100系フレッシュグリーン製品にも引けを取らない完成度になったのではないでしょうか?

これで我が家の100系はX1,X7,G7,V9,K58編成の5本となりました。

私にとって100系はいつの時代も飽くまで歴代「のぞみ」車両の脇役であり基本的にメインで扱うことはないのですが、逆に言えば「のぞみ」を輝かせる第一の存在として欠かせない車両であり、先々月のTOMIXのX,G編成リニューアル発売のように製品が拡充されることは非常に喜ばしいことです。

リニューアルされたTOMIX 100系の先頭車の出来はピカイチで、この出来でV,K,P編成や200系H編成が製品化されるなら迷わず購入してしまいそう…w

新幹線車両を主とするNゲージ収集家。
大した塗装・加工技術も持ってませんが、模型に小加工を施してグレードアップやコレクションのレパートリーを増やすのが趣味です。
新幹線は0系以外の営業用車はほぼ全て所有しております。

因みに、YouTubeやFC2ブログにて同名で活動している、ポケモンシリーズの第3世代・第4世代の任意コード実行研究者その人です。

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