日本の購買力低下の影響
初版 2022/07/31 18:44
改訂 2022/07/31 18:44
今年になって日本の実行為替レートの低さ(30年前から日本人の平均収入は変わっていない)が騒がれ出しましたが、同じ値段では年々良いものが手に入らないことは気づいていたことです。単に為替や不況のせいと思っていたのは間違いでした。
結果、将来的に昇給してお金に余裕ができたら買おうと思っていたものは何一つ手に入らない。当時に無理をして買ったものがコレクションの中で一番良いものという状態です。当時の価格を知っていると、今の価格ではとても買えません。当時なぜもっと買っておかなかったのか、後悔しても手遅れです。
自分の昇給よりも海外のインフレ率とアンティークの相場上昇の方が早かったという悲しみを感じている昨今です。
せめて過去に手にいれたものを大事にして、この場で共有できたらなと思います。
#入手
daphnids
無窮の虚空にアストラクラーベを翳して歴史の欠片を探求する西洋アンティークコレクター。大英帝国信奉者。歴史の世界が現実を侵食することを望む時代錯誤のスノッブ。驚異の部屋の住人。唯物主義者。物欲の権化。アンチミニマリスト。歴史的価値や伝統を守ることに比べて、利便性など唾棄すべきと信ずるも、文明の利器に囲まれた都会の生活に目をつぶる日々。荒俣さんの「この世にはちょっと不思議なものを見に来ているだけ」という世界観や心ときめくものしか身の回りには置かないという方に憧れます。
世界遺産検定1級
美術検定2級
西洋アンティーク蒐集歴19年
コイン蒐集歴29年
ヤフオク歴20年
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