願いは叶うもの
初版 2021/04/29 15:19
先日、2号針に関してつぶやきました。
ご縁があれば入手できるかな……と。
しかし、2号ホッチキスというものの存在を知ってから5年以上オークションなどで探してみたものの、ただの1度も見かけたことのない代物。加えて、ネットでも見かけたことはありませんでした。正直、期待薄かな。
なんて思いながらのつぶやきでした。
ですから、つぶやいたのは2号針というものの存在を忘れないための忘備録的なもののつもりでした。メモに残していれば、何かの折に思い出して検索することもできるであろうと。
そう思って、記してみたのです。
が、そう思ってしたためた直後にオークションに出てきましたよ!2号針!!
写真を3度くらい見直しました。
でも、たぶん間違いない。ということで落札しました。
こうしてみると、普通のホッチキスの針と何ら変わりないように見えますけどね。
こうして見比べてみるとどうでしょう。
上から
・明治~昭和初期に使われたホッチキス針 通称 ムカデ針
・今回入手した 2号針
・厚い紙束を綴じる際に使われる 3号針
現在も使われる3号針と比べて2号針が太いことが分かりますでしょうか。
3号針も十分に太くて厳つい針なんですけれどもね。
しかし、3号針も見たことがないという方も少なくはないかもしれません。
ということで、今度は11号針という40枚綴じのバイモというホッチキスで使われる針との比較です。
実は、打ち込んだ針は2号ホッチキスに11号針を装てんして試し打ちしてみたものです。
11号針の幅と足の長さが、たまたま2号針のマガジンに装てんできる大きさだったので、自己責任ということで試し打ちしてみたもの。
11号針3本分を1度に打ち込んでしまったので、2号針とはそんなに太いものなのか??と思ったのですが、実物を見てみると確かに3本分相当の太さがあります。
ちなみに、11号針の太さは普段多く使われている10号針と太さは変わりありません。
1度も手にしたことはおろか、見たこともなかった2号針に巡り合えたご縁。
深く感謝したいと思います。
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