My Best №3🥉

FERRARI 288 GTO

最初はこの車が№1だった。しかし、FERRARI MUSEUM（松田コレクション)で見てから三十数年ぶりに、AUTOMOBILE COUNCIL 2023 の会場でじっくりと見たら「なんかおかしい⁈」と思ってしまった。モデルカーしか見ていなかったので頭の中で理想化されてしまったようだ。近くにあったDINOと何回も見比べたら、Cピラーからリアフェンダーにかけてのラインにちょっと無理があるように思った。それでもピニンファリーナに在籍していたフィオラバンティの手になるボディデザインは、大好きな308の繊細な雰囲気を残しつつもワイドで力強い印象を与えるし、4灯となったフロントのポジションライトやリアスカートの下から覗く”Ferrari”の文字が鋳込まれたトランスミッション・ケース等はたまらなく魅力的だ。実物には2回しかお目にかかっていないけれど（もう見納めかもしれない。）本当に美しい車である。