スターフォース(アーケード)
初版 2024/10/21 20:51
改訂 2024/11/16 22:32
- 販売・開発:テクモ(テーカン)
- 稼働:1984/9
操作方法
- レバー:自機移動(8方向)
- ボタン:ショット
システム
- 自機を操作してショットで敵を破壊して進む、シンプルな縦スクロールシューティングゲーム。
- 一定数の敵、地上物を破壊するとエリアターゲットが出現、破壊するとエリアクリアとなる。
- 全24エリア(ギリシャ文字でα~Ωと表記)。クリアすると、以降はINFINITY(∞)となりループする。
- 敵に体当たりするか、敵弾に当たるとミスで残機が減る。残機が無い時にミスするとゲームオーバー。
- 50,000pts、200,000pts、500,000ptsでエクステンド(標準設定時)。
- 「カルデロン」(敵の球状輸送機という設定)を撃つと「パーサー」が出現、合体するとBGMが変わり、移動速度とショットのスピードがアップする。なお、合体するとその分自機のグラフィックが大きくなるが、当たり判定は変わらない。
概要
- 同社から前年に発売された「SENJYO」のインカムが悪く、オペレータから多くの苦情があったため、当時社長からの「同基板を使った単純で爽快感のあるゲームを作れ」という命を受け、約半年で作成されたという経緯がある。
- 地上物と空中物を撃ち分ける必要がなくひたすら連射で遊べるシンプルなシステム、スピーディーで爽快感のあるゲーム性、左右幅のあるマップ、多数の隠し要素が「ゼビウス」との差別化を生みヒット。後の東亜プラン、セイブ開発、彩京、ケイブなどの縦スクロールシューティングタイトルに繋がる基礎を築いた作品と言える。
- アーケードは大半が交換用ROMの出荷だったため直接の売り上げは少なかったものの、後の家庭用機移植のロイヤリティー収入、続編の発売等で多大な利益となった。
攻略メモ
ステージ進行について
- 敵や地上物にはそれぞれスコアとは別にポイントが設定されており、約250ポイントに達するとエリアが終わる。ターゲットの破壊に失敗すると、追加で160ポイント分破壊する必要がある。
空中物:1ポイント
地上物:2ポイント - ジムダは破壊ではなく撃ち込むごとにポイントが加算されるようで、積極的に破壊するとエリアクリアが早くなる。ジムダ・ステギなどボーナスを狙うとあっという間にエリアが終わる。
- ミスをするとマップは一定画面戻されるが、敵の出現パターンは戻ない。また、敵を画面内に長く留まらせることで、マップだけを先に進めることができる。
- この特徴を利用し、ボーナスフィーチャー(マジッカなど)を取りやすく調整できる。やりやすいのは、撃つと分裂する硬い敵、撃つと4方向に撃ち返す敵の2種。
- ジムダ・ステギはラリオスやエリアの区切りとタイミングを合わせると、ザコが出現しないため取りやすい。
敵弾について
- 敵弾は一部例外を除き、低速と高速の2種類の自機狙い弾を撃つ。追いつめられても切り返しができれば生存率が上がる。
- また、自機の近くでも撃つことがあるため、敵に接近しないのが無難。
- フェラー(画面上部から直進し弾を撃つ敵)は出現位置がランダムだが、置きショットで少し楽に対処できる。あとは近くで撃たれないように祈る。
ボーナスフィーチャー
テーカンのゲームはボーナスフィーチャーが数多く盛り込まれているのが特徴だったが、このゲームにも多数存在する。
ただし、これらを取らなくてもゲーム進行にほとんど影響はない。
ボーナスターゲット
マップ上に点在している「B」「b」のパネルは、破壊しても得点にはならないが、逃さずに破壊することでエリアクリア時にそれぞれ最大10,000ptsのボーナスが入る。
1つ逃すと5,000pts、2つ逃すと3,000pts、3つ逃すと2,000pts、4つ逃すと1,000pts、5つ以上逃すと0ptsとなる。
ヒドン
何もない地形にショットを撃ちこむと、「ヒドン」(「H」と書かれたパネル)が出現することがある。
壊すと2,000pts。出現位置は固定。
ラリオス
BGMが変わると、コアが出現。光った後に上下左右からパーツが飛んできて合体する。
合体前、コアが光った後に8発打ち込んで破壊すると、50,000ptsのボーナス。(合体後に破壊すると1,000pts)。
なお、合体前に破壊するとその後の敵キャラクターの難易度が下がる効果がある。
ジムダ・ステギ
順当に進めば、エリア9~10で「ジムダ・ステギ」という横2列にジムダが並んでいる場所に入る。
全マップ上で2箇所存在するが、ここでどちらか片方を連続で15個破壊すると80,000ptsのボーナス。
クレオパトラ
(未取得につき、後日更新)
マジッカ
8個並んだ「?」が書かれたパネルを撃つと、「ケラ」(笑顔)、「プン」(舌を出した顔)のどちらかが出現する。
8個のうち1つが「ケラ」で、出現させると残機が1機増える。
なお、どのパネルにケラが出現するかは、完全にランダムとなっている。
あぶり6800
2024/10/21コレクションの展示ではなく、こんな資料的な使い方でもいいんだろうか…