パックマン(アーケード)

初版 2024/11/08 22:27

  • 販売・開発:ナムコ
  • 稼働:1980/7

操作方法

  • レバー:移動(4方向)

システム

  • プレイヤーであるパックマンを操作し、画面上のエサ(ドット)を全て取ればラウンドクリアとなる。
  • 画面上は4種類のモンスターが存在する。パックマンがモンスターに触れるとミスとなり、残機がゼロの時にミスするとゲームオーバー。
  • 画面4隅にある、点滅した大きなエサを食べると、一定時間モンスターがイジけて青くなり、パックマンから逃げるように移動する。この時にモンスターと食べると、ボーナス点(200pts→400pts→800pts→1,600pts)が入る。
  • また、一定時間ごとに画面中央に出現するフルーツを食べてもボーナス点が入る。ボーナス点は、ラウンドが進むごとに点数アップする。

概要

  • 同年の他タイトルに比べても、コミカルでキャッチーなキャラクターと、シンプルなルールながら4匹にモンスターの性格付けが上手く奥深いゲーム性となっており、世界的にヒット。アメリカではミッドウェイ社から発売された。以後、これまで発売された家庭用ゲーム機、8ビットパソコン含むほとんどのハードに移植されている。
  • このパックマンの大ヒットを受け、ナムコは主軸をエレメカからビデオゲームにシフトすることとなる。
  • ゲームデザインは岩谷徹氏。当時殺伐としたゲームが多かったゲームセンターに女性やカップルを呼び込むために企画されたが、本人は「何が面白いのかはよくわからない。次のステージで飽きてしまった。そんなに面白いゲームとは思ってない」とコメントしている。
  • 余談だが、当初は「PUCK-MAN」というタイトルで、パックマンのイラストも鼻が長かったが、アメリカ市場でタイトルの「PUCK」が「FUCK」と字面が似ている、上向きの長い鼻が陰茎をイメージさせるということから、タイトルが変更され、鼻も短くなった。

攻略メモ

  • モンスターの性格は以下の通り。
    • 赤(アカベイ)
      執拗に追いかける。移動スピードも速く、一定数エサを食べると更に速くなる。
    • ピンク(ピンキー)
      パックマンの数マス先を先回りするように移動する。
    • 青(アオスケ)
      パックマンとアカベイの間の直線状の中間地点を目指す動きをする。
    • オレンジ(グズタ)
      離れているときは追いかけるが、近づくと縄張りに戻る動きをする。
  • モンスターは最初は縄張りに向かって移動するが、一定時間でパックマンを追いかけてくる。しばらくするとまた縄張りに戻る、を繰り返す。
  • 迷路の左右にあるワープトンネルは、モンスターの移動速度が遅くなるので、有効に使う。
  • 画面一番下は通路が長く、挟み撃ちにあいやすい。最初のほうで食べておくと安心。
  • ラウンドが進むとモンスターの移動速度がアップし、パワーエサの有効時間が短くなることで難易度が上昇する。この難易度上昇は21面で止まる。
  • ランダム要素はなく完全パターンゲームなので、全く同じ操作をすると全く同じゲーム展開になる。

北の大地で試されているIT土方です。せっかく半世紀ほどゲームを楽しんできたので、ここに記憶と記録を残そうと思います。
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