ギャラクシアン(アーケード)

初版 2024/11/07 21:45

  • 販売・開発:ナムコ
  • 稼働:1979/10

操作方法

  • 方向キー:左右移動
  • Aボタン:ショット

システム

  • プレイヤーシップを操作し、敵エイリアンを全滅させるとラウンドクリア。
  • 敵エイリアンはスタート時は画面上部に編隊を組んで待機しているが、時間が経つと編隊を離脱して下に弾を撃ちながら降りてくる。
  • 敵エイリアンの弾に当たるか、体当たりを食らうとミス。残機がなくなるとゲームオーバー。
  • 7,000ptsでエクステンド。

概要

  • インベーダーブームが下火になった頃に発売。「オブジェ」(現代では一般的にスプライトと呼ばれる)が初めて取り入れられたことで、それまでのインベーダーのフォロワータイトルとはレベルの違う美しい画面と滑らかな動きで、大ヒットした。言ってみれば、2Dスプライト世代のビデオゲームの始祖である。
  • 敵キャラクターは種類ごとに性格付けがされた動きをし、シンプルながらも奥深いゲーム性を持っている。
  • 余談だが、ロケテストある喫茶店で行っていたところ基盤が何者かに盗まれ、リリース前にコピー基板が出回った。盗まれたことを当時の社長である中村雅哉氏に報告したところ、「盗まれるぐらいだったら大ヒットする」とそのまま開発を続行させたというエピソードがある。
  • なお、この事件を受け、ナムコはコピー基板の撲滅と供給量の確保を目的として、タイトーと同様に複数の会社にライセンス許諾を与え、生産・流通させる方法を取った。

攻略メモ

  • ショットは単発のため当てにくい。できるだけエイリアンが降下中に倒せるように練習しよう。高次ラウンドでは次々と飛来してくるし、点数も高いので一石二鳥だ。
  • ボスエイリアンを撃つと、一定時間敵が弾を撃たなくなる。また、ボスエイリアンは降下中に倒せなかった場合は逃げてしまうが、逃げたボスエイリアンは次のラウンドに追加で出現する。
  • 待機中のエイリアンは、降下する側の2キャラクタ以内に他のエイリアンがいると降下してこない法則がある。このため、基本は端から倒していくのが良いが、中心から崩していくと降下してくるエイリアンは増えるものの、待機中のバイオレットエイリアンを倒しやすくなる。
  • 画面端は危険エリアなので、あまり行かないように。
  • 毎回違う動きをするように見えるが、アルゴリズムが決まった完全パターンゲームである。そのため、全く同じ操作ができれば、エイリアンの動きもまったく同じになる。

エイリアンについて

  • ボスエイリアン
    • 各ラウンドに2体いて、最大2体のレッドエイリアンを連れて飛来してくる。
    • 単体の時は150pts、1匹連れているときは200pts、2匹連れているときは300pts。そして、レッドエイリアンを2匹倒してから倒すと800ptsになる。
    • 素点が低いゲームなので、序盤のラウンドでは積極的に800pts狙って、エクステンドを早めよう。
  • レッドエイリアン
    • 後述のグリーンエイリアンとあまり変わらない動きをする。
    • なるべく編隊の時には倒さず、ボスエイリアンのボーナス点を狙おう。
  • パープルエイリアン
    • 左右に大きく動きながら飛来してくる、いちばん厄介なエイリアン。編隊にいるときにできるだけ倒したい。
    • 特にプレイヤーシップと離れていると勢いをつけてきて避けきれないため、逃げるより接近した方が無難。
  • グリーンエイリアン
    • 比較的素直な動きだが、一定ラインを越えるときにプレイヤーシップに近いと、体当たりをするような動きをするので、深追いは危険。

北の大地で試されているIT土方です。せっかく半世紀ほどゲームを楽しんできたので、ここに記憶と記録を残そうと思います。
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