東京ディズニーランドの缶バッジの大きさ
初版 2025/02/16 19:20
改訂 2025/03/31 07:59
アニバーサリーの缶バッジの特殊印刷をどのように説明しようかと、缶バッジについてネット検索をしていたら疑問等が色々出てきました。それらを組み合わせて考察してみました。

青枠ミッキーフェイス
https://muuseo.com/TSTK/items/357

これは、あくまでも考察であり、実際はどうだったのかはわかりません。
先ずは缶バッジの大きさです。
東京ディズニーリゾートで基本となっている缶バッジのサイズは直径85mmというもの。
これは一般的な大きさから外れているということがわかりました。
ネット上で「缶バッジ 大きさ」と検索すると
25mm,32mm,38mm,44mm,57mm,76mmで
76mmでかなり大きいサイズだと殆んどのサイトで説明しています。
東京ディズニーランドのオープン当初に販売された缶バッジのサイズは
38mm、57mm、85mmというものでした。
今では85mmは様々な種類が発売され東京ディズニーリゾートでは標準的なサイズとなっていますが、当時は他にない珍しいサイズだったと思われます。
何故、わざわざ一般的ではない大きい物を作ったのか?私は疑問に思いました。当時のアメリカのディズニーランドの標準的な缶バッジのサイズは76mmでした。それより大きくしたのは何故か?
当時の柄はとても単純な物で、38mmでも充分作れるようなものなのに大きくしたのは何故なのか?
当時はどう考えられていたのでしょうか?当時のマーチャンダイズの会議を覗けるものなら覗きたいです。
絶対に「シャイなニッポンジンこんな大きなもの付けませんヨ」って意見は出ていたであろうし、デザインの方からは「アメリカの現行缶バッジのデザインを拡大するの?ムリっしょ。」と批判が大きかったと想像出来ます。
それらをも押し切って大きくした理由は?
当初入園料等を決める際、ディズニー側から客単価が安いという指摘があったそうです。しかし、オリエンタルランド側からの日本人はお土産をたくさん買うので大丈夫と押しきり、入園料等の金額が決まったそうです。(これは料金設定の場にいた方が書かれていた情報です。)
その、日本のお土産という文化で押しきった日本側経営陣には、お土産の単価で引けない所があったのでしょう。
売れ筋の商品単価はなるべく高くしたいという本音が。
マーチャンダイズ等の価格も入園料等と同時期に設定されたと思われます。缶バッジは定番商品として設定されてもおかしくない商品です。その単価を高くしたかったのではないのでしょうか?
だから通常の大きいサイズより大きい物を作った。当時の価格は57mmで100円、85mmで150円でした。76mmでは150円は付けづらく85mmが登場したのではないのでしょうか?
また当時は同一の柄で85mmと57mmと2種類作られたものもありました。
57mmは日本人が大きい缶バッジを好むかわからなかったので出したという感じなのではないのでしょうか?38mmは挨拶シリーズとして発売されていたので複数個の購入を期待していたと思われます。
そして実際に85mmの物でも売れ行きが良かったので、以降標準的なものになった。
そんな風に想像してみました。
今ほど、自信がなかった当時は、やはり缶バッジの大きさが、気になっていたのか、数年間は、プロモでは76mmの物を作ったり、イベントの缶バッジが57mmの物のみで作られたりしていました。

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