ビール貨車をいじってます(その2)の巻
初版 2020/07/18 17:16
改訂 2023/08/05 09:58
続きです。
まずヴァイエンシュテファンのステップから。
壊れていない方から採寸します。
いつもは現物合わせが多いのですが、今回は珍しく怪しげな図を書いてみたりしましたw
エバーグリーンのプラ材やプラ板を細く切り出したりしてチマチマ作ります。
強度が大事ですので、車体とステップは真鍮線で繋ぐことにして、真鍮線部分(下の写真)は[型のプラ材を被せて真鍮線が見えないように隠します。
車体側にピンバイスで穴を開け、真鍮線のところを差し込みまして、、、
・・・黒で塗りまして、、、
完成です。ステップが復活…でも、言われないと気づかないレベルの世界でした、、、でも、自己満足なので良いのです。
ついでにカプラーをフライッシュマン式からロコのループ式に交換しておきましょう。
本当は、フライッシュマンの貨車は両側ともフライッシュマン式カプラーに戻したいのですが、ちょうど手持ちの予備品がなく、、、使い勝手も悪いのでロコの部品で一般的な仕様に合わせました。
はい、お次は東ドイツのピコのシュテルンブルグ貨車のバッファー(緩衝器)の復旧と、屋根の塗装し直しに取り掛かります。
こっちも採寸して怪しげな図面を描きますw
バッファーの柱の部分は段差あり、なので、こんどはタミヤのプラ材を2種使いそれらを継いで作りましょう。(φ3mmとφ2mmです)
太いほうは少し削ってφ3からφ2.7に細くしまして、それにφ2を継いで柱部分ができました。中には真鍮線の芯を入れて継ぎ強度を出してます。
車体に刺すほうにも真鍮線を入れます。
丸い円盤部分は、t=0.5のプラ板を適当に丸く切り出して、先ほど出来た柱にまずくっつけまして、、、
それを真円に削っていくのですが、こういうときはピンバイスを使います。
ピンバイスにくわえさせ、ピンバイスを持ち手にして回しながら削れば綺麗に円が出せます。
車体にくっつけて、、、
ファレホの艶消し黒でチマチマ塗りまして、、、
…加工終了です。
さて、お次は少し難関?の屋根の塗装。
程よい色あいは、薄過ぎず・濃過ぎず・程々のグレーですが、、、丁度良い色はないので、調色することにしました。
いったん筆塗りで色付けたら、久々にエアブラシの登場。
このままここで塗り始めそうな写真ですが、我が家ではインドアでは吹き付けは許容されてませんから庭に出てシュシュして来ました。
セッカチなので、卓上ライトの熱で強制乾燥、、、気をつけないと本体が溶けるので目を離しちゃいけません。(光が当たってて薄いグレーに見えますが、実際はもう少しジャーマングレーっぽい色合いになってます)
…ということでコチラも完成です。
まぁ、こっちも言わないとワカランレベルですが(笑)
本日は2台のビール貨車のレストアが完了しました(^-^)v
本日のコスト。おそらく¥500くらい。
で、2両が「復活」したことでプラマイゼロです。
レストア作業は正にstay home向きな安価なホビーですね。
#ビール貨車
#レストア
T. S
2020/07/18カプラーなんですが、中古品で入手した段階では、片側がフライッシュマン式、片側がループ式とハイブリッドに改造されていましたので、最初は「やはりフライッシュマンは式の元に戻そう」と思い、以前にオーストリア🇦🇹の模型店から取り寄せたROCO社のフライッシュマン互換の交換カプラーを出して来たのですが、、、なんだこれ?という謎の規格のもので、、、下に垂れ下がり普通のループ式とも繋がらず…。で、それを使うのをやめました。
どなたか、これについて知ってる方いらしたら何なのか教えてくださいm(_ _)m
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T. S
2020/07/18フライッシュマンの純正の¬型のカプラーが左側です。これはツメが上にずれるので普通のループ式(右側)に引っかかりにくくて、、、と各社色々な方式があるのです。
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