ほそぼそと古式銃いじり…の巻

初版 2024/06/09 08:53

改訂 2024/06/15 21:49

最近、古式銃をふたつ入手…

江戸時代(推定)の種子島と、1865年英国製のエンフィールド銃なんですけど、、、ここが法律の不思議なところで、実銃でも明治維新以前のものなら「骨董品」として所持を教育委員会に届け出るだけで所有できるのです。(譲受の場合、新たな所有者は私です、と届け出るだけ)

古いとはいえ撃てる実銃を、です☝️

ただし、撃つとなると、別の許可を取る必要がありまして(火薬の消費の許可、だったかな?)、簡単には撃てないんですけれども、持てるんです。ホンモノの生きた銃を。

ま、それはそれとして、つまり昔の銃を2挺、所有しました✌️😁

下が種子島。火縄銃です。

洋式に呼ぶとマッチロック式ですね。

上が、その次の次の世代になる、管撃ち式、パーカッションロック式のエンフィールド銃です。

どちらもじっくり手入れをしたいのですが、なかなか時間がなく。。。この週末も土日とも仕事なもので、、、

でも、昨日の土曜日の夕方、少しだけ種子島のほうをイジってみました。

ここ。いわゆる「火蓋」です。

「火蓋を切る」の語源の「火蓋」がコレなんです。

固着して開かない(火蓋を切れない)かと思ったら、、、

エイ‼️と力任せに引っ張ったら開きました✌️

銃身の内部に通ずる穴も開いてますね。ここから燃焼が内部の火薬に伝わり、弾が発射される仕組みです。

この辺はよく掃除して、錆を落とし、綺麗にしたいですねー。

あと、この種子島銃のダメなところ。「目釘」(めくぎ)が全て無いんです。(だから比較的に安かった)

「目釘」とは、銃身と木製の銃床を固定するピンのこと☝️

これらが無くて、ヒモで仮止めされています。ほら、

光に透かしてみると、ちゃんと抜けてますので、ここにピン(目釘)を打って固定する必要があるのです。

こちらはカラクリ側に近い目釘の穴。。

ここも目釘が無くて抜けてますね。

なので、銃身がグラグラなのです。

もしかしたら、銃身と銃床が別の個体からの組み合わせ再生品という可能性もゼロではありませんね。

ビスで止める訳にはいきませんから、何か当時のピン部品(目釘)に似た形の部品を作らなきゃ…。

銃口から覗いてみましょう👀

この中も掃除しないとね。

時間⏰が欲しい。

ところで、これらの保管用に、銃用の長クツ下を買いました。

こんな感じで、全体にスッポリ被せるのです。👇

黒い方が種子島用。

これで安心😁

さて、今日(日曜)も仕事だ…。

じっくり銃いじりに取り組む時間がホシイ…。

つづきは後日…

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T. S

I am a collector....

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    2024/06/09 - 編集済み

    以外な靴下の使用途
    サンタさんもビックリ👀‼️(笑)

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      T. S

      2024/06/09

      これ、ホントに銃用なんですよ(笑)
      ガン・ソックスと言いまして。

      でも、寒い日に履いたらけっこうよさそうですねw

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      2024/06/09

      ほうほう、そういうアイテムがあるのですね

      使用前提の実用品ならカバーは不要でしょうし、鑑賞用ならやはりカバーはしないでしょうし、キズ防止の一時保管用なんでしょうか?

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      T. S

      2024/06/09

      たぶん、保管時と、持ち運び時の、傷防止のためのものだと思いますね☝️

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      2024/06/09

      なるほど納得👍️

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      T. S

      2024/06/09

      自分でも履いてみたくなりました🤔

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    fanta

    2024/06/09 - 編集済み

    銃身と銃床が別の個体…
    ありえますね。

    というのも堺でも国友(滋賀)でも、鉄砲職人は分業制をとっており。
    パーツごと作って最後に組み立てる…
    という作りかただったそうなので😊

    そう思うと歴史を感じるなぁー♪

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      T. S

      2024/06/09 - 編集済み

      分業だったんでしょうね。鉄部分と木の部分は。
      でも、今回書いたのは「後世に別個体から組み合わせて再生」という可能性の方です。
      廃品を二つ合わせてニコイチ再生かも?

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      fanta

      2024/06/09

      あ…幕末だから、
      あり得たかもですね~😁

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      T. S

      2024/06/09 - 編集済み

      近年かもしれません
      古道具屋さんの手により🖐️

      目釘の穴が、銃身側と木の銃床側と合致していれば、オリジナルの可能性高いです。それぞれ位置がずれていたら、ニコイチ再生品でしょうね。

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    レイレイ

    2024/06/09 - 編集済み

    毎度のことながら、わんこの手が可愛い(そこっ?笑)🐶

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      T. S

      2024/06/09

      なんか、これらをいじってると匂いを嗅ぎに来るんです。普段に無い珍しい臭いがするんでしょうね🐶

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      T. S

      2024/06/09 - 編集済み

      ん? よく見たら、この写真は、ワンコの「手」ではなく「全身そのもの」ではないかといま気付きましたw

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      レイレイ

      2024/06/09

      w(゜o゜)w

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      T. S

      2024/06/09 - 編集済み

      1.3mある銃を床に立てて先端を撮影してるので、ワンコはカメラのレンズから2mくらいの位置にいまして、、、背景に写り込んでます。

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    T. S

    2024/06/09 - 編集済み

    この穴↓
    本体に大きな穴が開いていて、向こう側まで貫通してるんです。
    これはいったい何の穴🤔❓と思って調べてみたんですが、

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      T. S

      2024/06/09

      火縄を保持するために、この穴に火縄を通しておくのだそうです☝️

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    T. S

    2024/06/15 - 編集済み

    いつも、GUNがどうのこうの…と言っているからか?、、、、事務局さんよりこれ↓をルコメンドされましたw

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    T. S

    2024/06/15

    あと、警視庁に電話して聞いたんですが、こういう古式銃は正当な理由なくむやみに持ち歩いてはいけないんだそうです。
    正当な理由、って何だ?と思って聞いたら、譲渡するために運ぶとか、保管場所を変えるのでそこまで運ぶために持ち歩く、とか、それくらいだそうで…。
    つまり、基本的には家の中で保管し続けないといけないようですね☝️

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