レストアは楽しい(EH10編)の巻
初版 2020/02/16 20:25
改訂 2023/08/05 09:58
なんでレストア作業が楽しいかというと、以前に手に入れて遊んでいたもの(orジャンク品での入手品)を、修理(レストア)することで「修理で2度目の遊び」を楽しめるという、2度オイシイ楽しさなワケです。
このところ、一部が壊れた状態で入手したビール貨車の復旧をいくつかやりましたが、本日は、小学生のとき(about 40years ago←Long time agoですね…)に買ってもらった関水金属(あえてKATOと書きません)のNゲージ機関車『EH10』のレストアです。
少し前の日記に書きましたが、つい先日、実家の物置から発掘。
当時の物は全部は残していませんが、小学生~中学生のころにやっていたNゲージは、当時の1/4くらいを実家で保存していたのです。(途中でNゲージからHOに乗り換えたので、Nは青少年時代にだいぶ処分してしまいました。当時はヤフオクなんてなかったので、鉄道雑誌の「売ります・買います」コーナーに投稿したりして、、、e-mailもネット送金も無い時代でしたね。。。)
さて、EH10です。
Nのビール貨車を牽かせるのに化粧直しをしましょう。
小学生の時に頑張って車番プレートを付けたのですが、接着剤がはみ出して黄色のラインが一部消えかけています。黒いボディにも接着剤が。。。
これはこれで当時の自分の小学生らしさがにじみ出ていて懐かしさの表れな気もしますが、ヒマ(笑)なので、大人のテクで直したいと思います。
はみ出した接着剤の跡を1500番、2000番のペーパーで磨き、周辺を含めコンパウンドで磨きます。
でも、やはり他のボディ面との仕上げの差が出てしまいます。なので、あとでクリアーをかけて全体の質感を合わせたいと思います。
次に、イエローのラインを直します。
これは昭和の急行貨物列車のカラーです。(でしたよね?)
ラインを丁寧にマスキングし、ファレホのアクリル塗料のイエローでちょびちょび塗ります。
せっかちなのでドライヤーで強制乾燥してサッとテープをはがすと、、、なかなかいいじゃないですか。
(※本当はマスキングは焦って取ってはいけません。しっかり乾燥してからテープを剥がしましょう。でないと折角の塗り分け線がガビガビになることがあります。セッカチさんは私のようにドライヤーで・笑)
ここからボディのクリアー塗装です。
分解して、、、しかしこの機関車はすごいですね。連接の2両とも内部はダイキャストのウェイトで占められています。これで牽引力を出すのでしょう。頼もしい。。。
ボディその他を外して、元に戻すために前の車両のパーツには「A」と、後ろには「B」とあちこちに書いておきましょう。(※左側の車両のダイキャストの側面に「B」とマジックで書きました。。。これが後の悲劇?のもとw 右の車両も向こう側に「A」と書いています。。。)
さて、これから何層にも分けてクリアーをかけていきますが、最初に半光沢を。
今回のように磨いた部分と周囲の部分の質感が異なる状態の場合、私の個人的な考えですが(根拠ありません)、まず光沢系をかけたほうが下地の質感が統一されるような気がしまして。。。
そのあと、つや消しクリアーをかけていきます。
磨いた跡も分からなくなり、全体が良い感じに落ち着きました。
そして再組立て。。。ワクワクしますね。
完成! レストア終了です。約40年ぶりに甦りました。
別にそれほどひどい状態ではなかったですけど…、小さな自己満足ですかねw
車両のケースに「¥5700」の値札が付いています。
これ、たしか吉祥寺のハモニカ横丁の「歌川模型」で買ってもらったものではないかと思います。
懐かしいなぁ…。
…と眺めていて気付いた。。。
車内のダイキャストに書いた『B』が窓から見えてる…orz
↑黄色ラインを少し手直し(写真入替)
第2話
↓
https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/49
#レストア
#EH10
#修理
T. S
2020/02/16車内のダイキャストを黒く塗ればいいのか。。。こんどやります。
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T. S
2020/02/17いや???車内は黒ではなく薄緑というか、若竹色というか、飛行機の機内色みたいな色でしょうか?
ネットで写真調べたのですがよく分かりません。。。窓によって中の色が違うように見えてる(ように見える)写真もあります。
どなたか、EH10の内部(この模型だと中のダイキャスト部)は何色にすべきかご存知の方、教えてくださいm(_ _)m
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