伊リマ社製のビール貨車いじり…の巻
初版 2023/08/19 12:56
改訂 2023/08/25 07:42
最近、新旧いろいろの中古ビール貨車を入手してるんですが…
その中でもこれら、古〜いイタリア🇮🇹のリマ社製のHOビール貨車です。
独ミュンヘン🍺のシュパーテン・ビールと、スイス🇨🇭のカーディナル(枢機卿)ビールですが、この枢機卿ビール、車体の黄ばみが😔
いや、黄色い車体なのかな?
ん? これホントに黄色のプラスチックなのかな?笑 塗装???
中も黄色い🟡 変色なのかな…
黄ばみ取りならアレ☝️ですね。
アレをするなら…ということで分解…、ぶ、分解…、、、あら?シャシーが外れないし、屋根が…、むむむ、屋根が外れない、、、
バキ‼️😱
割れた😱
うーん、これは、前の持ち主が組み込み式の屋根パーツを接着しとるな…まぁいいや。接着して整形して直せば、、、
では、シャシーを、、、うーん、うーん、、、取れない‼️ こっちも接着されてますね。(※本来は、屋根、車体、シャシーは床下からネジ止め構造です☝️)
しかも、、、
床下が反った状態で接着されとる、、、ナンジャコレハ?
うーむ🤔…これは通常の手段では取れないぞ、、、よし☝️床を抜こう❗️
ガリガリ、バリバリバリ
抜けました✌️
あぁ、元のパーツとは違う分厚いオモリ板を入れてたから床がハマってなかったんですね…
そしてグイグイやって、、、
ボデーは外れたんですが、、、
なに、この凸凹の反り&ゆがみは…
うーむ🤔? 経年劣化ですかね… にしても…。それとも無理にネジをハメたので歪んだか…
まず、構造的に問題なさそうな箇所、車軸の上あたりの床を抜いて歪みの応力を逃してみましょう。
そして、ドライヤーで熱して、、
割らないように注意しながら少しずつ指で曲げて反りを直していきます。
完全には直らないので、さいごは車体と強引に接着して矯正するしかないですね。
連結器。
錆がひどいので、
スチールブラシで磨いて、、、
仕上げはブラックスチールで塗装
シャシーはブラックで塗装
…ところで、気づきました?
この後方の↑変なボトル、、、
そうです。またアレをやってみました。🟡黄ばみ取りのアレです。
用意するのはこちら💁
酸素系漂白剤のオキシクリーン
そして2リットルPETボトルをカットした漂白用の水槽。
こうやって、黄ばんだプラを沈めて、日光に当てるのです。
虫が入らないように(入っても死にますが)台所の流しのネットをかぶせておきます。
しかし‼️ 今日から1週間くらいかな……と、これを始めたところで、なんだか違和感が残るので、、、ネットでこのモデルの写真を改めて調べてみました。これ、ほんとに黄ばみなのか?
どれどれ、、、ネットで検索
あら?
これ↑、この個体の「いい状態のもの」の写真では? 車体、黄色いですね。
そう言われてみれば、カーディナルビールのテーマカラーって「黄色」ですね…ベモも黄色🟡
(※でも、ウチにある他のカーディナルの貨車は白が多いので、コイツも元が白かと思った…)
うーん。
黄ばみじゃ無い☝️
黄ばみ取りは中止‼️笑
結論=黄ばみではなく黄色の色が抜けて白けている、、、でした😁
…とかなんとかやっているうちに、シャシーの塗装が乾いたから、っと…あ‼️ボコ❗️バキ‼️
手を滑らせてシャシーを地面に落として片端の角やらバッファーやらを割ってしまいました…orz💨ブ
直す…
シャシーの欠けはプラ板で補い、バッファの欠けた円盤はゼリー状瞬着を盛って削り、盛って削りの形成外科で復活させました…。
そして割れた屋根…
継いで、磨いて…バキ‼️😱 失敗…、また割れました。
薄いものは裏打ちしないと固まりませんね。
で、継ぎをやり直し、裏打ちしまして、また磨いて、磨いて、、、なんだか苦労しますね、この貨車のレストアは(笑)
車体はこれ以上色抜けが進行しないよう、半光沢クリヤーを塗布。屋根全体はキャロムのチタニウムシルバー。
下回りを接着、ここで歪みを矯正して平らに付けまして、、、
それからココ
手前は破損・欠損の無いシュパーテンですが、端面にステップ🪜が付いてます。
そして奥がレストア中のカーディナル。そうです、このステップが両側とも欠損…。
たぶん、前オーナーさんもバラバラ?になった壊れたこれをなんとかレストアしたんでしょうね。つまり、今回は第二次レストアという訳です☝️
パーツ無いかな… ガサゴソ
あった✌️
これはダダ貨車を作った時にメルクリンの貨車から外したヤツだな
他社パーツですが今回はもうコレでいいや
下端を真っ直ぐに曲げ直し…
真ん中あたりの爪も下向きに曲げ直し…
完成…
今回のレストア、、、まぁシャシーの歪みとかステップ復活とか、マトモな外観には戻りましたけど、、、屋根は割るわ車体は色褪せたママだわ、、、まぁいいや。いじくり回して遊べました😁
おしまい