ビール貨車の舞台裏…
初版 2019/01/13 16:15
改訂 2023/08/05 09:58
ビール貨車のコレクションもだいぶ増えてきましたが、実は見えない苦労がいろいろありまして…。
HOだと、各社の製品でメーカーの違いや発売時期によって連結器(カプラー)が異なることがあります。
物によってはお互いに連結できないので交換しないといけません。
と言うのも、飾るだけのコレクションなら良いのですが、私の場合は「たまには走らせる」のが信条なので、つながらないと困るわけで、、、。
交換用カプラーは、国内で手に入れたり欧州の模型屋から個人輸入したりして出来るだけ統一しています。(アメリカ型だけは欧州のと合わず互換性を持たせられません。)
実は少し苦労するのが「車輪」です。
HOゲージは通常は直流(DC)方式で左右のレールにプラスとマイナスの電気が流れてますので、車輪の左右は絶縁されています。
が、メルクリン社製だけは交流(AC)方式で、左右の線路は電気的につながっていて、線路の間に第3軌条がありまして…要は、左右の車輪は絶縁されていません。
このため、普通のDC方式のHO線路にメルクリンの貨車を乗せると左右の線路が車輪を通じて導通してしまいショートして走らせられないのです。
走らせるのが信条、と書いたように、出来れば各社の貨車をつないで走らせたいので、メルクリンも他社のと並べて走らせたいわけで、解決策は「メルクリンの貨車の車輪をDC仕様に交換する」となります。
ここ数年でいろいろ試行錯誤の末に到達したのが、カツミ社製の「φ10.5プレート車輪 片側絶縁 ピボット軸」という車輪パーツでして、これがメルクリンの貨車にピッタリなのです。
メルクリンの貨車は約50両あり、、、せっせと交換してきた結果、大量のAC仕様の廃車輪の山が残されました。
メルクリンの貨車を手に入れるたびにカツミの車輪を買わないといけないわけで。。。
…と書きつつ、こんな手間もけっこう楽しかったりして、いやー替えなきゃなーとか言いながら、いそいそ交換作業にいそしむ日々なのです。
本日は、未交換だったメルクリンのカールスバーグx2両とアルバニの車輪を交換。
#お手入れ
ace
2019/01/13手をかけてらっしゃってベリグ〜❗️ですね😁
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T. S
2019/01/13カツミのピボット軸車輪がベリグ〜❗️なのです。
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realminiature
2019/01/13素晴らしいこだわりですね!見習いたいです!
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T. S
2019/01/13いえいえ、こちらこそです(笑)
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OER5200
2019/01/13 - 編集済みT.S様コメント失礼します。
私も鉄道模型を趣味にしていますので、カプラーや車輪のお悩みには深く共感します。カツミの車輪でしたらエンドウのも使えると思います。そのエンドウから出ている製品のなかに「黒染め車輪」があります。車輪が黒く染めてあるので、足回りが引き締まるとともに、車体広告もより映えると思います!少し割高ですが…
完成品であってもオーナーさんが手を加えることで、量産品から作品へと変わりますね!
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T. S
2019/01/13 - 編集済みoer5200さんが鉄道模型を趣味にされているのはもちろん承知しています(笑)
カツミのは2両分(4個)で420円ですが、そのエンドウ製も気になりますね。まだ試したことないです。走りっぷりも比べてみたいのでトライしてみます。
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OER5200
2019/01/13T.S様
恐縮です(汗)
カツミとエンドウの車輪は、ほとんど同一規格だと模型店の方が教えてくれました。と言うのも、かつてはエンドウが製造した製品をカツミが販売していたという経歴があったためです。(これも模型店の方の受け売りです)
私もカツミ製車両にエンドウ製車輪をつけたことがあります。ただ海外モデルの製品についてはド素人ですので、ピッタリはまるかは分かりません。
ご興味がお有りでしたら、一個単位で販売しているモデルス イモンがおすすめです。1個あたり150円です。やはり少し高いですね…
(写真はモデルス イモンの通販ページから引用させていただきました)
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T. S
2019/01/14いい情報をありがとうございます。こんどトライしてみます。
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0214seiji
2019/01/14コツコツ交換しなきゃ〜。
って思われてるのが楽しいんですよね?
(^^)
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T. S
2019/01/15こういう目に見えないところに手間がかかることに密かな喜びを感じたりして(笑)
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