英軍版M10、ウォルバリン対戦車自走砲を作ろう…の巻
初版 2020/11/26 21:30
改訂 2023/08/05 11:46
ここ何週間かちょびちょびと取り組んでいましたこのキット↓↓↓
米軍のM10駆逐戦車、台湾🇹🇼のAFVクラブ社の1/35キットですが、これを英軍版で作ろうという取り組みです。
英国にレンドリースされたM10は、固有の名前をつけるのが好きな英軍の風潮で「ウォルバリン対戦車自走砲」と名付けられました。↓↓↓
さて、5年前だったか10年前だったか忘れましたが、、、まだ私にラジコン化ブームが来てないころにスケールモデルとして作ろうと買っていたもののなかなか手が出ず眠っていたのですが、、、
数ヶ月前に知り合いのラジコン先生に相談したところ「出来るかも」と色良いお返事を頂きまして、頼むことにしました。
まずは先に下回りなど一部を作ってからRC改造オーダーにだします。(下地塗装の関係などのため)
ちなみにこのキットはサスペンションのボギーが可動します。
しかも、ゴムクッション部品を噛ませて本当にクッションになって可動するという無駄に凝った作りで、、、
お陰で組み立てがチョー面倒です(笑)
頑張って足回りをやったら、遠方のセンセーのところに下回りの部品一式を発送!
途中で進捗を連絡して頂けるのですが、シャーマン車体の場合、前部のノーズのところが狭くギアボックスはそのまま入りません。
(この絞られた先のほう↑↑に車軸がきますから)
そこで、かなりギアボックスの外形を削り込んだり、ノーズの内側をガリガリ削り込んだりして収めているようです。
別の車体ではギヤを増やして伝達系統を延長して頂いたのも過去にはありました。
そうすると、
この様にスプロケット(歯車付きの駆動輪)の車軸位置にギアの軸がくるわけです。
あと、このキットには履帯にも問題があったみたいで、、、
キット純正↑↑↑のは固く短くて使えなかったそうです。(そんなのでサス可動構造にしても意味ないジャンという…)
その点は、念のためにタミヤのシャーマンの履帯を予備で預けていたので、それを使って解決してもらいました。
さらに、一度取り付けた後軸の位置を前にずらして貰ったり、、、ここに書ききれない沢山の難問がこのキットには有ったそうですm(_ _)m
さて、その間、こちらでは先に砲塔を、、、
最初から純正で金属砲身が付属の贅沢なキット。
しかも、根元にスプリングが入って砲身が後座するというここも無駄に凝った作りで、、、
…面倒です(笑)
ディスプレイキットなのかイジって遊べるキットなのか設計思想が中途ハンパなんです。
たとえば、前側のスプロケット駆動輪は接着固定なのに、転輪と最後部のアイドラーホイールは回転するので「接着スルナ」とか、、、キャタピラ回らないんだから固定でシンプルな構造にすればイイのに、、、(でも、そのためにRC化の可能性が見出せたんですけどネ)
さて、それから数週間後、下回りがこのように生まれ変わって帰って来ました。
電池は単4を3本の電池ボックスを2段重ねの計6本。
サスペンションも可動です!
仮組みするとこんな感じ。なかなかカッコヨイですぞ。
以降は車体側の細部の組み立てです。
今回、アンテナをスプリングでビヨヨ〜んの可動式にしてみました。
これが、、、
こんな感じでビヨヨヨ〜ンと動くので、アンテナは絶対に折れませんw
ただし、可動重視のスケール無視なので、基部は実物とは少し異なります、、。
砲塔が回って来ても本物の様にビヨ〜ンとかわします。
ビヨンビヨンやったり、いつもの様に電池入れてガーガー走らせて遊んでると全然進まないので✌︎('ω'✌︎ )続きをやらねばw
部品は全部付いたので下地塗装を、、、
最近お気に入りのオキサイトレッドのサーフェイサーを吹きまして、、、
今回は基本色はまた手抜きの缶スプレー(笑)
タミヤのTS-28 OD色です。
はい、下地完成。
さて、ここからどうするか。。。
イタリア戦線のサンド色との2色迷彩にするか、このOD1色にするか、、、部隊も候補が3つくらいありまして、現在考え中です。
そして、実はドライバー用のハッチを開けました。ということは、、、
そしてさらにこの車両はオープントップなので、、、フィギュア載せようかな、ということです。
先日、新橋のタミヤさんに行ったらアキリーズのアフターパーツが都合よく売ってまして、それに付属の砲塔用の英軍乗員フィギュアを2人分入手できましたが、、、
ドライバーを含めたあと2人分のパーツの付いたランナー(Uパーツ)は売ってませんでしたので、、、タミヤのアフターでオーダーするか…、他のフィギュアを改造するか…、、、悩み中。。。
つづく
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