スコットランドの兵隊さんに袖章を付けよう…の巻
初版 2020/11/23 22:30
改訂 2023/08/05 11:46
先日、米国ノース・カロライナ州のアーチャー・ファイン・トランスファー社から取り寄せた英兵用のデカール、、、
…今日はこれを試してみましょう。
この戦車兵…いや、
、、、この人達は砲兵でした、、、戦車に乗ってますが砲兵隊の観測戦車の観測士官たちです。
152エアシャー・ヨーマンリー連隊、黄色地に黒い雄牛のマークの第11機甲師団の砲兵隊なので、乗員の皆さんも両袖にこのウシ印を付けてるのです。
戦車の前面装甲板のマークとオソロですね。
アーチャーのデカールに、第11機甲師団のマークがあるのでそれを使ってみましょう。
↑↑↑右のはアキュレイトのデカールですが、これも使います。(どう使うから後程)
どれどれ…
あ、これは水転写デカールではなく、ゴリゴリ擦って貼り付けるやつですね。
説明書をみたら、DRY TRANSFERデカール、と書いてあります。
ほほー、でも、こんなに小さいとちょっと扱いにくそうですが、頑張ってやってみましょう。
ほほほー、これはイイですね。
よくあるかなりゴリゴリやらないとダメなやつと違い、ちょっと押し付けるとピタとくっ付きシートから剥がれるので、あとは綿棒で押し付けて(擦っちゃダメです)定着させます。
次は、この師団マークの袖章の下には、王立砲兵(Royal Artillery)の兵科を示すインシグニアを付けないといけません。
細いバー状の印でして、この絵の例↓↓↓ですと、
左の人は2本の赤いバー、この赤いバーは歩兵連隊の印、バーの本数で師団の何番目の旅団所属かを表します。
右の人は、三角の第3歩兵師団のマークの下の左から赤・黄色のバーがそれですが、これは王立装甲軍団の印なんですけど、モノの本によると色の右左がこの絵だと逆のような気がします。???(今度確認してみます)
さて、今回やるのは砲兵さん達なので、兵科の印は「左が赤で右が紺色」のバー(コレ↓↓↓)です。砲兵隊の車体のマークの色目と同じですね。
…ところが、、、残念ながらアーチャーのにはこれがないのです。(ラインナップには、歩兵、砲兵、空挺しか無いんです)
なので作りましょう。
ここで使うのが先ほど出て来たアキュレイトの車両用のデカール、それの、金輪際使わなさそうな車両用の赤・紺のデカールを使いまして、、、
これを、縦0.5mm、幅3mmに切り出しまして、、。
↑↑↑この写真の真ん中の小さいのがさらに四つにカットされてまして、、、
こうなりました。(黄色のウシ印の下)
ちょっと太いですが手作りだとコレが限界、、、でもなかなかヨイ感じですw
ということで出来ました。
袖章がアクセントになりますね。
これでクロムウェル完成です!(そのうち気が向いたらもう少しウェザリングを…)
※後日気づいたのですが、師団マークの上には紺地の弧にROYAL ARTILLERYという王立砲兵軍団の文字が入るんですが、それが無いですね。
ちなみに、この人たちは士官ですが、下士官以下ですとさらにこの袖章↓↓↓が付きます。
これらは6ポンド砲の兵隊さん達で使おうと思います。
さて、それから本日はM10も少し進捗しました。
アンテナを付けたんですが、スプリングを使って可動式にしまして、、、
ビヨヨ〜ンと動きます。
絶対に折れません。
さらに細かいところを組み立てまして工作は完成、、、さらに下地塗装をしました。
今回も基本は缶スプレーです(笑)
本日はここまで。
続きの塗装工程が楽しみです。
つづく
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