アセテート盤って？

80年代頭の頃迄はアセテート盤って物が貴重音源の最高峰と言われてたんです。ジョンが活動リタイアして主夫時代はスタジオと繋がりが無かった為にカセットテープに吹き込む形で記録してた。アセテート盤ってのは簡易レコードって事で量産しない、何枚作って配ってたかも記録も無く…近年のゲットバックセッションのドキュメンタリーを見た人ならスタジオのリスニングルームでレコーディングテープを聴いてる姿を見た事だと思う。レコーディングしてテープを聴いて曲のイメージがメンバーで見えたら再レコーディング、レコーディング作業が終わったらエンジニアがミキシング作業に入って、その作業確認の段階でアセテート盤を切ってレコードのイメージするって流れがビートルズの簡単なスタジオ作業だったんじゃないかと思います。90年代にイエロードッグレーベルからビートルズのアセテート盤のまとめが出てマジカルミステリーツアーのデモテイク集やアビーロードのデモテイク等が聴ける事になり、日本のマスターディスクレーベルからピーターセラーズテープでホワイトアルバムのアセテート音源が話題になったんですが、この別テイクアセテートをブートで集めてブートの記載データのみ調べもせずに納得してる人ってどれだけ居るだろう？昔からのオークションカタログを集めてデモレコードの出品を調べてブートを調べたり、最近だとコレクターさんのSNSで誰が何のアセテートデモディスクを所有してるのか？調べてみたり…ねジョンが書いた曲のアセテートとポールの書いた曲のアセテートレーベルの記載情報や文字のデータ比較も…面白い