BEATLES ROCKBAND音源

15年前に作られたゲームソフトROCKBANDの新解釈音源…当時ブート界隈で枯渇していたビートルズ音源に新しい風と言うか波が出たって感じで色んなレーベルからブートが出ました。元々は09リマスタープロジェクトの一つとして新しいビートルズファンを開拓しようと楽器演奏ゲームでビートルズって事でした。楽器演奏ゲームなので演奏入りやすい様にカウントガイドが入るミックスでフェイドアウトもしない音源をジャイルズマーティンが担当したプロジェクトです。まぁカウントボイスもオリジナルと違ってたり、フェイドアウトしてない終わり方もコアなビートルズ好きさんが頑張って集めたアセテートテイクの終わり方とは別物のフェイクミックスだったんですがね…まぁビートルズの基本って切り繋ぎやオーバーダブだからって公式でジャイルズがやった仕事に口出しは禁物ですょね。一応ゲームにはゲーム効果音でオーディエンス歓声やクリア音等が足されて純粋な楽曲とは言えない対策はされたのですが…ビートルズファンに小細工は通用しない〜全ての楽器やコーラス、効果音が分解されてファブプロダクションってレーベルからロックバンド音源のブートが最初に出回り、その分解音源を再構築させたブート対策処理無しのミックスが大量にブート化されたんですょね。ゲームチームは人気コンテンツとして最後迄音源提供をアビーロードスタジオのビートルズチームに打診みたいですが…公式側は提供断りになります。ジャイルズが最初に製作したヒットソング集と追加のアルバムでサージェント、アビーロード、ラバーソゥルの３枚分がリリースされて次はマジカルアルバムって告知させて企画は無くなります。まぁゲームチームが独自でブートや公式テイク等で今でも地味に継続するんですが…最初のジャイルズミックスみたいに話題にもなっていませんね。まぁ時々「オッ」と言ってしまう音源で作ってくれたりなので目は離せ無いんですけどね。ブートのロックバンドはラバーソゥルで止まってます。ジャイルズのロックバンド以降の仕事ではスーパーデラックスや赤盤青盤にナウ＆ゼンのオーケストラ等と華麗に仕事されてますが…中途半端に終わったゲーム音源って仕事もあったって話を最近ビートルズに興味持たれた世代に伝えておきます。ゲーム音源とは話は変わりますが最近シンディグのリハーサル映像や5.1ミックス化されて音源が出てたりです。リンゴのドラムソロから始まるカンサスシティのオーディエンス歓声外したテイクかなりカッコイイですね。コレ聴いたらリンゴのファンが増えちゃうと思います。シンディグが今後何かで公式の作品になるかもですが要注目