ディプロドクス ジュラ紀の大型竜脚類

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亜成体から成体迄20メートルから30メートルに及ぶ全長を持つ。ジュラ紀の大型竜脚類バロサウルス属ととともにディプロドクス上科属する。
最も有名なのはアンドリュー・カーネギィの小種名を持つディプロドクス・カーネギーだが現在確認されているこの科に属する個体は4種類。この中には2004年鳴り物入りで第1回世界恐竜博の目玉となったセイズモサウルス(地震トカゲ)も現在ではディプロドクスの一種とされ、性格は推定計測により当時50~60メートルとされた巨体は33メートル程度に縮んだ。
恐竜カードの中で紹介したセイズモサウルスは、その頃の最先端の学説に基づいていたが、残念ながら今ではディプロドクスのシノニムとされ、無効名とされている。
日本では当時、博覧会のキャラクターとしてセイモ君が有名になったね。
こういうことはしょっちゅうあって図鑑なんかのタイトルやテレビ番組の再放送なんかでも痛いところだよね。これはどうしようもないことだけどね。
形態から言うと大型に超が付くものが多いティタノサウルス類なんかもよく似ているけど、今のところ系統が別になっている。

全世界の博物館や研究団体の持つ化石データが現代の情報網の中で集約され、網羅され、そこから導かれる系統分類データは進化し続ける。そのことにはわくわく感もあるけれど、描く方は開き直るしかない。
ディプロドクスの学名の視点は(二つの梁)と言われる脊椎骨とスマートな体型、そして鞭のようにしなる長い尾。

原画 4400×1700Pix ファイル形式tif ライセンス販売Adobestock(jpg)Pixta(png)

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