ホリミネラロジー ミネラルコレクティングSummer'24

初版 2024/07/15 13:13

2024.7.14

東京交通会館 B1F ゴールドサロン

ホリミネラロジー

ミネラルコレクティングSummer'24

松ちゃんは性格上、文字を読むことが苦手なのですが、幼少期からこの堀秀道さんの「楽しい鉱物図鑑」だけは図書館で借りて読んでいました。

また、ホリミネラロジー改装前に木箱を無償配布されていた際、20箱近く貰ったり、堀秀道さんの友達だったという知り合いからお話を聞いたりと、意外と繋がりがあります。


しかし…昨年以前、この時期は仕事が忙しく、ホリミネラロジーの通称ホリミネセールを毎年すっぽかしてしまってました。

今回は休みをしっかり取ることができたので、半年前にスケジュールを立て、予算激減(お金のスケジュールは未計画だったという)の中、初日に特攻。

到着してすぐの絶望

整理券を配るという話を、12時30分に到着してから知るという情弱。なんでも、予想以上に整理券の捌けが早く、急遽人数制限を取ったそうです。そのため松ちゃんの入室は15時からとなりました。

仕方なく東京駅付近を散策

後で並んでいた人の話を聞くと、7時に既に並んでいた方がいたそうで。今年がホリミネセール最後とのことでしたが、来年あるなら午前中には並ばないとですね…

とんでもないものを見つけた

開場入口左、レジと一級品のガラスケース。奥にテーブルに並べられた大量の鉱物。写真のように、古い標本、和田維四郎の標本が売られていました。

今回の印象は

①整理券かどうかは要確認

早く並ばないと良いものなくなるぞ(笑)

②海外の鉱物多め

予算がかなりきついため買えなかったが、ウクライナの硫黄の結晶が2000円だったり、マダガスカルのトルマリン(ウバイト)スライスが並んでいたり。産地は恐らく、書籍に載っていたものと同じ。

③値段はやや高め

国産鉱物3割、海外鉱物7割?開始直前にかなりの量出た可能性もありますが、開始2時間の印象はそんな感じ。ただ、箱の中が減っているということもないので、追加されたのかも…?

今回の戦利品ですが…

これを手にしてしまった
今回水晶が少ない
和田維四郎標本で、ドイツの里帰り標本

国産水晶を紹介する博物館のはずが、トパーズが今回の目玉として紹介するという…実はトパーズも最近集めています。

田上山産、蝕像バイカラートパーズ
和田維四郎存命時代、1910年代?の標本。
妙見山のウォーターメロントルマリン
湯ヶ島鉱山のイネス石
こちらも古い苗木の緑柱石。かなり青い。
ジルコン入りの田上山産トパーズ
音が淵鉱山の負晶入り煙水晶
かなり太い御札入り、水晶峠産水晶
白雲母のファントムも美麗。
見た目はよくある八幡山の水晶だが…
ルチルがついている…!

今回はトパーズだけで予算購入金額の半分を超えるという大散財でした。

しかし、100年前のラベル付きで、サイズもなかなかなトパーズですからね。それは買ってしまいますよ…(笑)

今回水晶が少なかったのは確か。乙女鉱山のがちらほらあった程度。


今回でホリミネセールが最後というのも悲しいですが、話によるとまだまだ標本はあるそうです。練馬のホリミネラロジー(今年改装されました)に予約をすれば、心置きなくゆっくり見られるそうですよ。

来年以降も、ホリミネラロジーさんのセールが開催されることを楽しみにしております。

「都内某所の松ちゃん鉱山」鉱山主の松ちゃんと申します。

日本各地で採取された水晶の魅力に取り憑かれ、その美しさと希少さを広めるため、日夜現金採取をしております。大量の標本があることから、「鉱山」と標記しております。

館長のきまぐれで撮影、展示となります。

現在、四国島の香川県産水晶、産地が明確に分かる徳島県の水晶を探しております。(2022.10.30)情報をお持ちの方、連絡をお待ちしております。

ご質問や展示依頼は、当館のメッセージ、またはTwitterのDMにて随時受け付けております。

https://twitter.com/Matchan_Mine

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