浅草石フリマ2023 冬

初版 2023/12/06 21:51

改訂 2023/12/06 21:51

2023.12.3

浅草石フリマ冬

都立産業貿易センター台東館

浅草石フリマ自体は2018年から合計5回参加済み。印象としては、国産採取勢の方々の放出が多い感覚でいる。

今回もそれを狙っての参加。来週に東京ミネラルショーが控えているとあって、控えめな出費で抑えたいところではあった。

国産水晶ばかりをチェックする松ちゃんとしての今回の印象は…

①有名採取家たちの放出がいくつもあった

これはいつものことではあるか。

②ずいぶんと安価

こちらもいつも通りな感じで、驚きの安さ。当然高いものもあったが、それでも「え、この価格?!」というものが比較的見られた。

③個人的目玉は「三ツ岩岳紫水晶」「黒潮町オイルイン」「中津川ペグマ」

新産の三ツ岩紫は、飯田橋で初公開されてから高い人気を誇っている。その三ツ岩で再び新たなタイプが登場。黒潮町のオイル入り(パラフィン)も複数登場し、その形、大きさ、蛍光など話題となっていた。28万の骸晶は圧巻だった。中津川ペグマは、フリマ出店二度目のお方が素晴らしいものを沢山販売されていた。多くは開始とともに売れていった。

戦利品、結果はというと…22個購入となった。

ラベリング終了直後の写真

それぞれの写真は、いつかミューゼオの階層に展示して行く予定ではあるが、ざっくりのものをこちらに貼っていこう。

新産地の新産、緑簾石、灰鉄柘榴石付き紫水晶
夏にお目見えした三ツ岩岳の紫水晶
御室小屋、雲母内包スーパークリスタル
御室小屋の煙がかったスーパークリスタル
荒船山(相沢)のハイクリアなクラスター
田上山、歪な松茸水晶
珍しい、蛭川の白被りカテドラル水晶
蛭川、煙水晶と曹長石とのコラボ
秋田県北秋田市五城目町の新産「鉄水晶」

まだ水晶以外にも購入したものはあるが、あくまでもここは水晶の博物館、ということにしておこう。いつかは鉱物一括りで撮影していきたい。

今回は予算を抑えたものの、かなり満足なミネラルショーだった。これまでのスーパークリスタルは欠けがあり、一級品とは言い難いものだったが、今回はほぼ完品と言えるものを手に入れられた(欠けがあったが多分帰宅までについてしまったもの)。黒潮町のオイル入りを購入するかかなり迷ったが、予算を考え見送ることにした。池袋で買う予定。

「都内某所の松ちゃん鉱山」鉱山主の松ちゃんと申します。

日本各地で採取された水晶の魅力に取り憑かれ、その美しさと希少さを広めるため、日夜現金採取をしております。大量の標本があることから、「鉱山」と標記しております。

館長のきまぐれで撮影、展示となります。

現在、四国島の香川県産水晶、産地が明確に分かる徳島県の水晶を探しております。(2022.10.30)情報をお持ちの方、連絡をお待ちしております。

ご質問や展示依頼は、当館のメッセージ、またはTwitterのDMにて随時受け付けております。

https://twitter.com/Matchan_Mine

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