Super cool and funky bi-colour/grey and beige trousers!
初版 2022/06/07 17:45
改訂 2022/06/08 16:40
今回は前回ご紹介したボトムスとカラー違いのバイカラーボトムスをご紹介します!
「スコットランドが誇る名門カントリー素材マーチャントPorter & Hardingのコットンコーデュロイ:グレイ」と「コットンを最も得意とするイタリアンミルSondrioのコットンツイル:ベイジュ」を巧みに組み合わせてお作りしたボトムスです。
前者は25oz/705gmsとスーパーヘヴィウエイト、後者はPolyurethaneを2%混紡したストレッチ(ウエイトは445gms)と明確な個性を持った素材です。
そんな「明確な個性」を持った2つの素材をこれまた「明確な個性」を持ったデザインでお仕上げしたのが今日ご紹介するボトムスです!
具体的には「フロントのL字型ポケットとヒップの箱型ポケット」「2つの素材をほぼ中央で切り替えたバイカラー仕様」「Jodhpursを彷彿とさせる本開きボタンどめ仕様かつフレアパーツ付きの裾口」といったデザインです。
特にバイカラー仕様と裾口の意匠/仕様は作り手の僕も思わず惚れ惚れしてしまうほどに個性的だと思います
「モダンなテーパードシルエット」「右ヒップポケットにお入れした木を使った空間デザインやインテリア製作を得意とするインダストリアルデザイナーならではのWOOD MASTERという刺繍」「くるみボタン」「後ろの2個だけ外側につけたブレイシーズ(サスペンダー)ボタン」といったオーダーメイドならではの遊び心とこだわりに溢れるエキサイティングなディテイルも見逃せません!
では、ご紹介しましょう。
↓こちら↓ です。
ブルーがかったグレイとグレイジュに近いベイジュ(というかグレイじゅが正解かも汗)のコントラストがインパクト抜群かつ極めてかっこいいですよね!
本来クラシカルなはずの裾口のカフス仕様もなんだかとってもモダンに見えます
前回も書きましたけれど。。。
このデザイン、僕もすごく作ってみたいです!
そして、強烈に「明確な個性」を持った1本ではないでしょうか!?
たたんだ状態です。
この画像だとコーデュロイの美しさがより分かりやすいと思います!
そしてカラー&ファブリックコンビネーションも絶妙ではないでしょうか!?
では、楽しいディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう!!
右のヒップポケットです。
ベージュ素材を使った箱ポケット仕様とブルーグレイ糸で入れたWOOD MASTERの刺繍が「自慢」です。
フロントのサスペンダーボタンです!
バックのみ外側につけてフロントはこのように内側におつけしています。
このつけ方はとてもクラシックだと思います。
切り替え部分です。
膝位置より少しだけ上に設定したこの切り替え位置がより一層の「足長効果」を発揮してくれます!
裾口の外側です。
カフス仕様とフレアーパーツ、そしてくるみボタンが凄まじくクールではないでしょうか!?
フレアーパーツのボタンホールのみ少しだけカラーを変えているのも心憎い遊び心だと思います!!
裾口の内側です。
右側が前になります!
以上です。
これまた前回も書きましたが。。。
これからの季節は下半身の装いでも個性を出していきたいですよね!
ということで、バイカラーボトムス!!
オススメです
こちらのカラーを参考に既に別のお得意様からの新規オーダーも入っております
S様、先週もご来店下さいまして誠にありがとうございました。
心より御礼を申し上げます。
また、含蓄のある楽しいお話を聞かせて下さいませ
それにしても、このような「個性の塊」のようなボトムスを同時に2本オーダーなさるとは粋以外の何者でもありません!
さすがはS様です!
◆本日の一枚◆
今回もTHE WATERBOYSの新譜All Souls Hillを。
最初にYouTubeで公開された2. Liarが良曲ながら少々不穏な空気を持った曲だったので「どういうアルバムなのかな?」「全体的にLiarみたいなダークな雰囲気なのかしら?」などと思い少々の不安とともに大いに期待して待っていた本作ですが、その不安はまったく的外れでした。
極めてヴァラエティに富んだ力作に仕上がっていますし、Liarもすごく自然に2曲目に収まっています!
ヴァラエティの豊かさはTHE WATERBOYS史上最高かもしれません。
これは多くの楽曲がMIKEさんにしては珍しく外部のライター/プロデューサーであるSIMON DINEとの共作ということが大きいようですね。
60歳を超えても活発な活動を続けているだけでなく新たな才能との接触を試み貪欲に進化・成長を続けるMIKEさん、やっぱりカッコいいですよね!!
僕も5年後、10年後の方がよりスタイリッシュな服を作れる男になれるように楽しく努力を続けたいです!
ちなみに、僕は日本盤を購入したのですが日本盤にはボーナストラックが2曲収録されています。
ボーナストラックって蛇足なことが多いばかりでなく、「え、これならむしろ収録しない方がいいじゃん!」というケースも少なからずあります。
でも、やっぱりね、気になるのでボーナストラック収録ヴァージョンがあるとそっちを買ってしまいます(笑)。
で、本作ですが2曲目のボーナストラックがTHE ROLLING STONESのJumping Jack Flashと知ってちょっとだけ嫌な予感がしました。
なんだかどストレート過ぎるでしょ??笑
は、その予感も的外れでした。
(情報がないのですが多分)自作曲のPainting America Whiteとともにめちゃくちゃナイスなボーナストラックでした!!
MIKEさん、失礼しました(笑)。
という訳で、購入するなら断然日本盤をオススメします!!
#2022
#trousers
LOUD GARDEN
主宰する岡田亮二は、英国の名門ブランド/ビスポークテーラーGIEVES & HAWKES/ギーヴス&ホークスの日本展開におけるチーフデザイナー/マーチャンダイザーを10年近く務めた後、国内アパレル会社と共同で自身がディレクションを行うブランド/テーラーA WORKROOM/ア・ワークルームを立ち上げ、自身の名前を冠したコレクションをフィレンツェで年2回開催されている世界最大級のメンズウェア見本市Pitti Immagine Uomo/ピッティ・イマジネ・ウォモに4シーズン出展、イタリア最大部数を誇る日刊紙Corriere della Sera/コリエーレ・デラ・セラが「注目のデザイナー」として紙面でフューチャーするなど活躍、2012年に自身が理想とする場所を作るべく完全インディペンデントとなりLOUD GARDENをオープンさせた。
自由な発想、ロックテイスト、そして、大人の色気に彩られたエモーショナルな作品群と「エキサイティングカルチャーの交差点」とでも呼びたくなるような尖った店舗は、数多くのミュージシャンや俳優、フォトグラファー、ライター、料理人といった「表現者」たちの琴線を刺激、まるでジャムセッションのような岡田との注文のやり取りに魅了された錚々たる人物たちが顧客名簿に名前を連ねている。
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