Super cool and funky bi-colour/orange and brown beige trousers!
初版 2022/06/07 17:02
改訂 2022/06/08 16:35
今回はとてもクールでファンキーなバイカラーボトムスをご紹介します。
「スコットランドが誇る名門カントリー素材マーチャントPorter & Hardingのコットンコーデュロイ:オレンジ」と「コットンを最も得意とするイタリアンミルSondrioのコットンツイル:ブラウンベイジュ」を巧みに組み合わせてお作りしたボトムスです。
前者は25oz/705gmsとスーパーヘヴィウエイト、後者はPolyurethaneを2%混紡したストレッチ(ウエイトは445gms)と「明確な個性」を持った素材です。
そんな「明確な個性」を持った2つの素材をこれまた「明確な個性」を持ったデザインでお仕上げしたのが今日ご紹介するボトムスです!
具体的には「フロントのL字型ポケットとヒップの箱型ポケット」「2つの素材をほぼ中央で切り替えたバイカラー仕様」「Jodhpursを彷彿とさせる本開きボタンどめ仕様かつフレアパーツ付きの裾口」といったデザインです。
特にバイカラー仕様と裾口の意匠/仕様は作り手の僕も思わず惚れ惚れしてしまうほどに個性的だと思います😎
「モダンなテーパードシルエット」「右ヒップポケットにお入れした木を使った空間デザインやインテリア製作を得意とするインダストリアルデザイナーならではのWOOD MASTERという刺繍」「くるみボタン」「後ろの2個だけ外側につけたブレイシーズ(サスペンダー)ボタン」といったオーダーメイドならではの遊び心とこだわりに溢れるエキサイティングなディテイルも見逃せません!
では、ご紹介しましょう。
↓こちら↓ です。
大胆なオレンジとブラウンベイジュのコントラストがインパクト抜群かつ極めてかっこいいですよね!
クラシカルなはずの裾口のカフス仕様もなんだかとってもモダンに見えます😉
僕もすごく作ってみたいです!
それにしても。。。
ご覧の通り相当に「明確な個性」ですよね!
たたんだ状態です。
この画像だとコーデュロイの美しさがより分かりやすいと思います!
でも、この画像だとコーデュロイとツイルの切り替え部分が見えないので「これ、どうなっているの??」な不思議アイテムに見えてしまいますね(笑)。
それはともかく、絶妙なカラー&ファブリックコンビネーションではないでしょうか!?
では、引き続き、楽しいディテイルを「寄り画像」で見ていきましょう!!
右のヒップポケットです。
ブラウンベージュ素材を使った箱ポケット仕様とオレンジ糸で入れたWOOD MASTERの刺繍が「自慢」です💪
フロントのサスペンダーボタンです。
バックのみ外側につけてフロントはこのように内側におつけしています。
このつけ方はとてもクラシックだと思います。
切り替え部分です。
膝位置より少しだけ上に設定したこの切り替え位置がより一層の「足長効果」を発揮してくれます!
僕の作る時はもっと上にしようかしら(笑)。
裾口の外側です。
カフス仕様とフレアーパーツ、そしてくるみボタンが凄まじくクールではないでしょうか!?
裾口の内側です。
右側が前になります!
以上です。
これからの季節は下半身の装いでも個性を出していきたいですよね!
ということで、バイカラーボトムス!!オススメです😎
S様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
コートとボウタイが仕上がりましたらまたご連絡申し上げます!
◆本日の一枚◆
MIKE CAMPBELL & THE DIRTY KNOBSのExternal Combustionにもう数日ほど身を委ねたい気がしましたが。。。
THE WATERBOYSの新譜All Souls Hillが届いたからにはそうもいきません!
という訳で、今回から数日は本作を。
まずは極めてナイスなタイトルとジャケットのアートワーク!!
僕のような玄人になると(笑)、それだけで本作が優れた音源ということが分かります!!
それはともかくとして、まだ何度かしか聴いていませんけれどとってもいい感じですね。
しかし、この9年間で(本作を含めた)5枚の優れた新譜をリリースしているだけでなく、Fisherman’s Box(2013年作品)やThe Magnificent Seven(2021年作品)といった昔からのファンを狂喜乱舞させるBox Setを作成しツアーもやりまくっているTHE WATERBOYS。。。というか(CAMPBELLではなくてSCOTTの方の)MIKEさん。。。
本当にクリエイティヴな音楽家ですよね!
僕もMIKEさんを見習ってもっともっと頑張らなきゃ!!
そして機会があればぜひともまた一献参りたいです!!!
本作の内容についてはまたゆっくり書きたいと思います。
#2022 #trousers
LOUD GARDEN
主宰する岡田亮二は、英国の名門ブランド/ビスポークテーラーGIEVES & HAWKES/ギーヴス&ホークスの日本展開におけるチーフデザイナー/マーチャンダイザーを10年近く務めた後、国内アパレル会社と共同で自身がディレクションを行うブランド/テーラーA WORKROOM/ア・ワークルームを立ち上げ、自身の名前を冠したコレクションをフィレンツェで年2回開催されている世界最大級のメンズウェア見本市Pitti Immagine Uomo/ピッティ・イマジネ・ウォモに4シーズン出展、イタリア最大部数を誇る日刊紙Corriere della Sera/コリエーレ・デラ・セラが「注目のデザイナー」として紙面でフューチャーするなど活躍、2012年に自身が理想とする場所を作るべく完全インディペンデントとなりLOUD GARDENをオープンさせた。
自由な発想、ロックテイスト、そして、大人の色気に彩られたエモーショナルな作品群と「エキサイティングカルチャーの交差点」とでも呼びたくなるような尖った店舗は、数多くのミュージシャンや俳優、フォトグラファー、ライター、料理人といった「表現者」たちの琴線を刺激、まるでジャムセッションのような岡田との注文のやり取りに魅了された錚々たる人物たちが顧客名簿に名前を連ねている。
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