MtG回顧録3 第4版の思い出(アンティ戦)

初版 2019/04/13 23:14

改訂 2019/04/13 23:17

MtGを知って数週間。

中学生の少ないお小遣いをやりくりして、私たち問題児3人組は第4版のパックを購入していました。

昼食をスキップして第4版のパックを購入することは常套手段。

当時はシングルカードなんてものは売ってないので、カードは買うか相手から奪う・もしくは交換するしかありません。


私のデッキは白を加えて少しだけ進化しました。

全色の防御円を入れて、色対策を行ったのです。

これには黒赤デッキの友人Sが悶絶し、同時に《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(4ED)》のヤバさに気づくきっかけを与えました。


そんな中、デッキに新しい仲間が増えました。

その名は《青銅のタブレット/Bronze Tablet(4ED)》

アンティ戦でしか使えない永久除去カードです。

能力は「相手のパーマネントとこれの所有者を永久に交換」「相手は10ライフ払ってこの能力を打ち消してもいい」

これさえあれば、相手の《セラの天使/Serra Angel(4ED)》や《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(4ED)》を奪えたり、後出しで《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(4ED)》を出すことさえ困難にさせます。


よくよく考えると6+4マナかかる上に2ターン必要という微妙カードなのですが、当時の我々にとってこのカードは非常に恐れられていました。

一度場に出てしまうとアンティ(10ライフ払うと大体の試合は負ける)か何がしかのカードを奪われてしまうのですから。


そんなわけで、私たちは第4版のパックをこぞって開けました。

目的のカードは《青銅のタブレット/Bronze Tablet(4ED)》ただ1枚。

最盛期には合計3枚の《青銅のタブレット/Bronze Tablet(4ED)》が戦場を飛び交うというカオスな状況になりましたが、それもある日を境にして終息します。










日本語版でゲームしてるところを担任に見つかり、デッキを全て没収されてしまったのです。

【第4版の思い出-完-】

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