MtG回顧録2 第4版の思い出
初版 2019/04/13 22:45
改訂 2019/04/13 22:46
友人Tは青白デッキでした。
早々に良いカードを引き当て、《対抗呪文/Counterspell(4ED)》《支配魔法/Control Magic(4ED)》《セラの天使/Serra Angel(4ED)》《孤島の聖域/Island Sanctuary(4ED)》《魔力消沈/Power Sink(4ED)》《神の怒り/Wrath of God(4ED)》など青白コントロールのほぼ完成形を極めていました。
友人Sは黒に赤をタッチすることを覚えました。
禁止カードなんて知らない当時、1ターン目に《暗黒の儀式/Dark Ritual(4ED)》からの《精神錯乱/Mind Twist(4ED)》や《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(4ED)》が高確率で飛んでくるのはざら。
《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》や《恐怖/Terror(4ED)》、そしてフィニッシャーの《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(4ED)》や《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(4ED)》と友人Tに対抗出来うるデッキを作っていました。
え、私?
まだ《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(4ED)》や《繁茂/Wild Growth(4ED)》の危険性に全く気付けていませんでした。
相手の飛行生物に対抗する手段が皆無で、森が6枚揃う頃には負けてカード奪われていました。
そんな私がとあるカードをパックから引き当てます。
そのカードの名前は《チャネル/Channel(4ED)》と《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》
ヴィンテージですら1枚制限というぶっ壊れカードです。
前者は1緑緑赤+ライフ19点あればX火力でいきなり相手が溶けます。
後者は相手が島を2枚立てていても、それを壊すことで有利な行動が起こせます。
でも、自分はそのことに気づけませんでした。
《チャネル/Channel(4ED)》で《悪魔の機械/Diabolic Machine(4ED)》を召喚したり、《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》は自分の土地も減るので使えないと判断したり。
こうしてお互いのカード資産はどんどん開いていくのでした。
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Lichenthrope
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