MtG回顧録10 アライアンスの思い出

初版 2020/06/11 01:48

改訂 2020/06/11 01:53

皆様はアライアンスと聞いてどのカードを連想しますか?

無慈悲な打消し呪文の《Force of Will(ALL)》?

絵も能力も素敵な《Elvish Spirit Guide(ALL)》?

忘れた頃に新たなデッキが浮上する《Phyrexian Devourer(ALL)》?


私はこのエキスパンションで連想するカードは以下の3つです。

《Sol Grail(ALL)》

《Urza's Engine(ALL)》

《Whirling Catapult(ALL)》

どれも悪名高きアライアンスのアーティファクトです。


アライアンスは同じカードでもイラスト違いのカードが多数存在します。

そのため、印刷の都合でパックから出やすいカードと出にくいカードが存在しました。

(フォールン・エンパイアになると実に4種類のイラストが同名カードに存在します)

問題は「出やすいカードの方には有用なものがない事」です。

例外は《Arcane Denial(ALL)》くらいでしょうか?

(あ、《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》もあるかな?)


その中でも問題になるのがレアのさっき挙げた3種類。

イラスト違いはないのにも関わらず、何故か排出率が他のレアの3倍となっています。

更に問題としてどのカードも価値はほぼ皆無。

学生が少なくない予算でこれらのカードを引き当てる光景は凄惨を極めました。


当時は私のような「使えないカードを集める」プレイヤーはいなかったはず。

そうなると、この3枚のカードの使い道は…言うまでもありませんね?

私たちの間でこの3枚は畏怖を込めて「御三家」と呼ばれていました。

パック値段とも相まって私・T・Sの3人は目的のカードを4枚揃えた時点でアライアンス購入から撤退しました。



まさか、今、アライアンスのカードが、こんなことに、なっているとは。

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