1991 ザウバー・メルセデスC291

初版 2023/03/20 07:59

改訂 2023/03/20 08:32

1991 ザウバー・メルセデスC291

https://muuseo.com/Koshichi-museum/items/206

Koshichi

行きつけのお店のメルマガで発見し、美しいシルバーのボディに一目惚れしたのと、C9以降のザウバーにも興味があったので購入しました。

この年のSWC(グループC)は、FIAの思惑により“カウルを纏ったF1”となり、スプリントレース化されて3.5ℓNAエンジンが競うカテゴリーとなりました。

上手くその規定に合わせ込んだジャガーがシリーズを席巻し、最終戦を待たずにコンストラクターズ・チャンピオンを獲得しました。

最終戦は前年にオープンしたオートポリスでの開催となり、新開発の3.5ℓ V10エンジンを搭載したニューマシンTS010をトヨタが持ち込みました。

メルセデスの育成ドライバーとしてヨッヘン・マスから指導を受けた若き才能、ミハエル・シューマッハーとカール・ヴェンドリンガーが駆るこの2号車は、シーズンを通して180°V12という特異なレイアウトのエンジンの信頼性が低く、この予選でもエンジントラブルに見舞われたものの、決勝では好スタートを切ります。

シューマッハーがジャガーのテオ・ファビを仕留めて2位に浮上すると、トップのプジョーがエンジントラブルでリタイアし、労せずトップに浮上します。

ヴェンドリンガーに代わってからも独走は続き、再びシューマッハーに代わった後も危なげなく周回を重ねて、430kmのレースを制しました。

この勝利はC291にとって唯一の勝利となり、メルセデスはハイテクを満載したC292の開発を進めていたものの、この年をもってSWCから撤退したため、メルセデスが実戦投入した最後のグループCカーとなりました。

モデルは、フロントのカナードやリアウィングの翼端板が金属の素地となっており、ボディのシルバーとは少し色味が違いますが、パッと見て違和感は無くキレイな仕上がりとなっています。

そしてお気に入りのポイントは、スプリントレースに特化したつぶらなおめめと、そこにちょこんと付いたウィンカーです。

スポンサーがほとんど書かれていないシルバーの美しいボディは所有欲を満たしますし、1号車や予選仕様と違って本戦仕様がきちんと再現された、とても良い一台です。

Koshichi note

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Koshichi

生まれた時からクルマが大好きで、レーシングカーが特に好きです。ル・マンカーを中心にミニカーを集めています。

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    真適当工作

    2023/03/20 - 編集済み

    シルバーアローの復活は長年の夢でした。

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      Koshichi

      2023/03/20

      コメントありがとうございます😊
      シルバー一色の車体を見た時は、父と「凄いのが出てきたなー!」と興奮した記憶があります😆

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