1929 ベントレー スピード6

初版 2020/08/01 15:48


1929 ベントレー スピード6

https://muuseo.com/Koshichi-museum/items/166

Koshichi


スパークが続々とル・マンカーを出すようになるまでは、戦前のマシンのミニカーはなかなかお目にかかれなかったので、「ある時買い」と思ってベントレー3ℓに続いて購入したものです。
1924年の第2回大会で既に初優勝を収めていたベントレーは、その後の大会でも地元フランス勢や新興のアメリカ勢と好勝負を繰り広げ、この年のル・マンでは3連覇がかかっていました。
アメリカからの刺客であるスタッツを迎え撃つべく、後にベントレーの車種名として受け継がれることになる「スピード6」を投入します。
6.6ℓエンジンを搭載したスピード6は、そのパワーにモノを言わせて後続をどんどん引き離し、ライバル勢のリタイアもあって、最終的には4位までを独占する強さを見せつけて3連覇を飾りました。
戦前のクラシックカーというスタイルは既に展示している1924年のウィナーと同様ですが、細かく見れば各部は洗練されて低く構えたデザインとなっており、明らかにスポーティになっていることがわかります。

#コレクションログ

Author
File

Koshichi

生まれた時からクルマが大好きで、レーシングカーが特に好きです。ル・マンカーを中心にミニカーを集めています。

Default