1967 フォードGT・マークⅣ

1967 フォードGT・マークⅣ

https://muuseo.com/Koshichi-museum/items/132

Koshichi

フォードGT系が好きでコレクションしたいと思っていた時に、タイミング良く発売された記憶があります。

映画「フォード VS フェラーリ」を観た方なら、フェラーリの買収に失敗したフォードのル・マン制覇までの道のりと、そこで活躍した人たちのことはご存じかと思いますが、このマシンはその後に当たるマシンです。

1966年にル・マンを制覇したフォードは、FIAの新レギュレーションに追加される「J項」に合致したマシン“Jカー”の開発を進めますが、テスト中の悲劇的な事故により開発が頓挫します。

そして迎えた1967年ル・マン。フォードに一矢報いたいフェラーリは“史上最も美しいレーシング・マシン”330P4を用意し、対するフォードは“Jカー”に新型カウルを装着して最高速度を上げたマークⅣを用意します。

レースは、フォード勢にとっては厳しい展開となり、アクシデントなどで続々と脱落していきましたが、ほぼノートラブルだったこのマシンは2位のフェラーリに5周差をつけ、競争力の高さを見せつけて勝利を飾りました。

モデルは、細かなところまで再現してあって非常に完成度が高く、その中でも“ガーニー・ヘッド”と左右で位置が変えてある砲弾型ミラーが特にお気に入りの、大好きな一台です。

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