東北新幹線40周年記念企画!200系模型の形式を学ぶ ~249形・248形編~

初版 2022/07/14 21:26

改訂 2022/09/03 20:12

どうも皆様、6月23日に東北新幹線は開業から40年を迎えました。

TOMIXから発売予定のE編成を前に今まで製品化されてきた200系模型を大まかに番台ごとに解説していこうと思います。

今回はその5回目249形と248形の特集です。(今回はTOMIXオンリーです)

当時フラッグシップトレインでもあったスーパーやまびことも呼ばれた200系H編成に連結された200系でこの2種類のみの存在の249形と248形。

249形は1990年からH編成の13連時代に登場、その翌年の1991年の16連化に合わせて248形も増結された。

249形は2階がグリーン席、1階がグリーン個室となっており晩年に個室を使って「トレインマッサージ」なんてサービスを行ったこともあった。

一方16連化時に増結された248形は2階がグリーン席なのは同じだが1階は100系G編成の148形と同じ供食設備のカフェテリアになっておりお弁当や飲み物等軽食を買う事が出来たそうだ。

249形がH編成引退後もしばらく仙台で保管されていたが最終的に解体された為現在は実車は現存しない。

そんな200系ではちょっぴり異質な2階建て車をTOMIXから製品化されているので見ていこう。


~249形~(TOMIX)

▲200系で最初に登場した二階建て車がこの249形、画像はTOMIXの現行品で緑の帯が薄かった初期製品からだいぶ改善された。


249形は200系2000番台車がH編成に編入された事をきっかけに1991年に単品で追加販売されたのが初出である。

その後再生産はあったものの実車が16連化した際の相方である248形が製品化されなかったこともあり2016年の製品リニューアルまで入手難易度は高い製品であった。

現行品ではグリーンマークと車番だけだった表記の印刷が増えてよりリアルな見た目になった他、車番はインレタで対応できるのでその気になれば6両存在する249形をどれでもインレタで再現できる。(製品は249-3と249-4のみインレタ収録)

現在はそれなりに入手難易度は下がったものの、新規製品は増結セットだし旧製品も中古相場でそんなに価値が下がって無いのが現状である。


~248形~(TOMIX)


▲1階にカフェテリアを備えた248形、100系148形と違って海側にも窓は存在する。


248形は実車では先述の通り1991年に登場したが、当時からTOMIXが製品化することの無く先述の249形で形式代用する時代が長く続いた。

その結果2016年の製品リニューアルで225形の改造車群と共に初めて製品化された。

ちなみに249形も同様だが1階の個室(249形)やカフェテリア(248形)が再現されておらず空洞に近い構造になっている。

新幹線模型で1階席の内装を再現するのは1995年のE1系Maxからであった・・・。



という事で今回は200系では数少ない2階建ての249形・248形の基礎知識的な解説をさせて頂きました。

さて残りは厄介な225形と221形と基本的には同じな222形の順に追って解説して行こうと思いますので宜しくお願いいたします。

それでは、また次回。


~目次~

第一回(221形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/111

第二回(226形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/112

第三回(215形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/113

第四回(237形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/114

第六回(225形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/116

第七回(222形):https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/117


#東北・上越新幹線40周年記念特集

#今日の我が家の新幹線

#あさこまの雑記

200系とE3系が特に好きな人(K21,47ファン)、フォロバは気まぐれです。
新幹線模型を中心に集めては走らせる、そういったやつです。
この他にSUPERGTやアニメ等の趣味を少々・・・ですね。

https://www.youtube.com/channel/UCjAlDY7xYpk1qexlUQreKZg

Default